「そこだ!!バミれ!!maーちん」の掛け声と共に、
人生の立ち位置が、ある日を境に急激に変化した。
しっかりと「×」印が付いている、その場所から、私はもう何ヶ月動かず居続けているのだろう。
正面よりずっと離れて、右肩後方ずずっと奥まった処に、かろうじて家族の姿を確認出来る。
「お前の立ち位置、間違ってる」
「いいや、間違ってない」
「間違ってる」
「間違っていない」
「間違っている事にうすうす、気づいているだろう。50手前のくせに」
「でも・・・。この夏は、賢太郎と過ごすんだ!!」
「どんなに、非難されてもか?」
「非難されても、非難されついでに、一応3回は確実に行く!!」
「アホか!!」
人生の立ち位置が、ある日を境に急激に変化した。
しっかりと「×」印が付いている、その場所から、私はもう何ヶ月動かず居続けているのだろう。
正面よりずっと離れて、右肩後方ずずっと奥まった処に、かろうじて家族の姿を確認出来る。
「お前の立ち位置、間違ってる」
「いいや、間違ってない」
「間違ってる」
「間違っていない」
「間違っている事にうすうす、気づいているだろう。50手前のくせに」
「でも・・・。この夏は、賢太郎と過ごすんだ!!」
「どんなに、非難されてもか?」
「非難されても、非難されついでに、一応3回は確実に行く!!」
「アホか!!」