新・兼好法師2世のつれづれ草~斜に構えて世の中を見る~

忘れられない1曲 ~吹奏楽のための第2組曲~



以前に、私の音楽遍歴という記事を書いた。⇒ こちらがその記事
      
高校2年生のコンクールの後、私はユーフォニアムと言うパートにコンバートされた。

半強制的なもので、私の中では不満があった。

ユーフォニアムと言う楽器、現在ほどメジャーなものではなく、中途半端な楽器であった。

呼び名も、バリトンであったり、テナーチューバだったり。

楽譜の記譜法も定着していなかった。

ト音記号の移調譜、ヘ音記号の移調譜、ヘ音記号の実音譜など種々のものが混在し、演奏するたびに迷った。

楽器の形も、ずんぐりむっくりした「ブサイク」なもの。

できるものならやりたくないと思ったが・・・・。


しかし、吹いていくほどこの楽器の魅力に取りつかれていった。

特に、マーチでは一人でオブリガートを吹くことが多いが、この気持ちのいいこと。

みんなとは全く違うメロディーを、そ知らぬ顔をして吹くのは快感であった。

時には、トロンボーンやチューバとつるんで、低音を響かせたり、時にはサックスやトランペットや木管と組んでメロディーを歌ってみたり・・・・。

結構活躍の場が多いのだ。

オケのアレンジ版では、チェロやバスーンパートがあてがわれることが多い。

すっかりユーフォニアムの魅力に取りつかれ、高3では自分でバイトをして最新の楽器を買ってしまった。



前置きはさておき、この楽器を持たされて最初の出番が秋の文化祭であった。

ここで「ソロ」をすることになった。

ホルスト作曲の「吹奏楽のための組曲第2番」であった。

特に「第1番」は、伴奏を従えてユーフォニアム1本で朗々とメロディーを歌うのだ。

気持ちのいいことではあったが、コンバートされた直後のことで、ハイトーン(実音G)がなかなか安定せず苦労したことを今でも覚えている。

必死で練習したことは懐かしい思い出である。

私にとって、忘れ得ぬ楽曲の中の一つ。


今は、このユーフォニアムと言う楽器は、メジャーな楽器になった。

今やコンペイセイティング・システムを装備したセミダブルのモデルが一般的になった。


京アニのアニメ作品「響け!ユーフォニアム」の影響もあり、すっかり世間に認知された楽器になった。

半世紀近く吹いてきたユーフォニアム。

吹けるうちに存分に吹いておきたいものだ。

可能ならば、一緒に三途の川を渡りたいが・・・・・。





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