茨城生科研あぐりブログ

農作物の栽培情報や肥料等についてアップしていきます。

台風7号通過後の対策について

2016-08-17 09:30:33 | 日記
おはようございます。

平素は茨城生科研に対し、多大なるご支援とご愛顧を賜りまして、誠に有難く厚く御礼申し上げます。

さて、昨日の夜から17日(今朝)にかけて、台風7号は本県太平洋側を通過していきました。
かなり強い雨や風で 農作物に対する影響が心配されます。
台風通過後、病気の発生を予防するとともに、速やかに草樹勢の回復を図るために、下記の葉面散布の対策を行うようにして下さい。
○台風通過後に葉面散布の実施を

<葉菜類・根菜類>
     メリット青300~500倍+グリーンセーフS1,000倍
         3日おきに2回以上葉面散布してください。
※葉から速やかに栄養分を吸収させ、草勢を回復させます。
 
     ファイト・オーツー1,000倍+ファイト・マジック1,000倍
         5日おきに2~3回葉面散布してください。
※光合成促進と暴風雨による弱った作物を活性化させる効果があります。
 
<果菜類(茄子・キュウリ・トマトetc)>
(なす・キュウリ)     メリット(青) 300倍+カルタス500倍
(トマト)      メリット(黄) 300倍+カルタス500倍
           3日おきに2回以上葉面散布して下さい。
※葉から速やかに養分を吸収させ、樹勢を回復させます。
※青・黄・赤は生育に応じて使い分けてください。
 
ファイト・オーツー 1,000倍+ファイト・カル(またはカルタス) 1,000倍
5日おきに葉面散布してください。
※抵抗性を向上させ、樹勢を維持する効果があります。
 
○ハウス内が浸水して土壌中が酸欠等になった場合はMOX10kgを潅水施用てください。

<果樹>
アミテート前期用(又はアミノメリット青) 800倍
+カルタス 500倍

5日おきに葉面散布してください。


急に冷えました。~農作物の管理に注意して下さい。

2016-04-12 09:35:35 | 日記
こんにちは。
平素は、茨城生科研に対し多大なるご支援とご愛顧を賜り、誠に有難く厚く厚く御礼申し上げます。


さて、桜の花も見ごろを迎えておりますが、夕べから未明にかけての強風も収まり、放射冷却により県内ではかなり冷え込んでおります。ところによっては、霜害も心配されます。万が一霜害等に遭われたら、早急に葉面散布での対応を取り、草樹勢の回復に努めて下さい。また、今後も急激な天候変化も予想されますので、天気予報を確認して適正な農作物管理を行いようにして下さい。


<葉菜類>

         アミノメリット青 500倍 + カルタス 1,000倍
混用して3~5日おきに適宜葉面散布を行ってください。
※葉面から速やかに養分を吸収させ草勢を回復させる効果があります。
 
<果菜類>
アミノメリット青 500倍 + ファイト・オーツー 1,000倍
混用して3~5日おきに2回以上葉面散布を行ってください。
☆アミノメリットは、生育に応じて青・黄を使い分けてください
※葉面から速やかに養分を吸収させ草勢を回復させる効果があります。
<果樹(梨)>~予防~
暖冬に影響で新芽の成長が例年よりもやや早く、今後の凍霜害が懸念されます。今後の急激な寒波に備え、枝の細胞強化と樹液濃度を高めて、低温への抵抗力をつけて、被害を軽減するようにしましょう。
アミテート前期用 1000倍 を枝にしっかりと散布して下さい。
※作物の樹液濃度を高めて、凍霜害の被害を軽減します。
万が一凍霜害にあってしまったら、
アミテート前期用 1000倍 または 
アミノメリット特青 1000倍

を5日おきに3回葉面散布して下さい。
注意>



農薬との混用使用の場合は、必ず農薬の説明書を読んでご使用ください。


(混用出来ないものもあります)

葉面散布の散布時間は、日中の高温時は避けて、早朝もしくは夕方に散布するようにしてください。

以上、この時期は天候が目まぐるしく変化します。十分に農作物の管理をしっかりと行うようにして下さい。

 

2016年度スタートです

2016-04-01 14:43:30 | 日記
まづもって、
2015年度は、本当に多くの皆々様のご支援とご愛顧を賜りまして、弊社株式会社茨城生科研は何とか年度末を向かえ、乗り切る事ができました。

心のそこから、皆々様に感謝申し上げます。

昨今の農業情勢、特にわが社が置かれている肥料等については、かなり厳しい状況下に置かれております。

そんな中、2016年も役職員一丸となり、人を食を守ってくださっている生産者の皆さまのために
昨年以上に貢献して行きますので、本年度も何卒ご贔屓くださいます様お願い申し上げます。

また、引き続きブログ、facebook&ツイッター等で情報を発信していきます。そして、新たな試みとして、時期は明言できませんが、YOUTUBEを使った発信(多分取締られ役が出ると思いますが・・・)もやって行きたいと思っておりますので、そちらも、どうそよろしくお願いいたします。

イチゴのの暖候期の品質低下対策~

2016-03-22 10:55:23 | 日記
おはようございます。

平素は茨城生科研に対し、多大なるご支援とご愛顧を賜り
誠に有難く厚く厚く御礼申し上げます。

東京では、昨日桜の開花宣言がなされました。
いよいよ春本番の季節ですね。

でも、今朝は物凄い霜が降りておりました

寒暖の差がかなり激しいので、体調を崩しがちになりそうですので
皆さん、十分お体をご自愛ください。

さて、久しぶりに栽培情報をアップいたします。

作物はいつもの「ストロベリーです。

テーマは
「暖候期の品質低下対策」です。

今年は、非常にハダニやうどんこ病の発生が多く、1月2月には奇形果もたくさん出てしまいました。4月以降は気温の上昇や日長が長くなることで、株が過繁茂になり軟質果の発生やわき芽からの小玉果が多くなり、収穫の遅れによる果実の傷みや、防除不足や薬液のかかりムラによる、病害中の蔓延が起きてしまいます。暖候期にもしっかりした品質の果実を収穫するために、次の対策を参考に「暖候期対策」を行ってください。

品質維持のポイント

1、温度管理
イチゴは積算温度650℃程度で熟します。平均気温15℃以下(12月~2月)ではおよそ45日、平均気温が20℃(4月以降)になるとおよそ30日で熟することになり、葉から果実に養分を運べる期間が3分の2になります。つまり、果汁の濃さが3分の2になるので、いたみやすくなるのです。ですから、1日の平均気温を下げてやる事が、品質低下を抑える手段です。
しかし、日中の気温は25℃前後を維持してあげないと、光合成量が減ってしまうので、夜温を下げて、平均気温を下げてください。

この時期の夜温は、草勢に問題がなければ5℃前後で十分です。外気の最低気温が5℃以上の夜は、内張りを全開に、6℃以上であれば外張りも全開にして問題ありません。
また、保温終了時期以降は灌水を夕方にしてあげることでも、夜間の気温や地温の上がり過ぎの軽減になります。


2、追肥
通常のイチゴ栽培では、暖候期以降の追肥を行わない方が多く見受けられます。しかし、実際は暖候期の方が、イチゴの株が大きく、果実もたくさん着果しているので、秋や冬場よりもイチゴは、たくさん栄養が必要です。
しかも、圃場の土の中も元肥を施用してから、半年以上経っているので。養分不足になっています。
暖候期に追肥を行わないと、養分不足になって果実の品質が落ちると言うのは、当たり前のことなのです。果実の品質を考えると、収穫終了の1週間前まで、追肥を行う必要があります。
2月、3月以降に古い葉が黄色や赤色に枯れてくる圃場は、明らかに養分不足です。
冬場以上の追肥をお願いいたします。


3、灌水管理
灌水についても、暖候期に入り収穫が忙しくなると、灌水をおろそかになってしまう方がいらっしゃいます。
灌水も暖候期には、温度が高いだけではなく、冬場に比べて葉数も多いので、冬場よりも多くの水が必要です。
特に「とちおとめ」では、灌水不足になると果実のツヤがなくなり、傷みが多く出るようになります。果実のツヤがなくなってきたら、その都度灌水量を増やしてください。

☆果実の品質向上と肥大促進のための要面散布
日照時間が長くなってきて、気温も上がり株が徒長して来ました。株の徒長は奇形果・軟質果・チップバーンの原因になります。葉面散布で養分バランスを整え、かじつの品質アップ、日持ちアップに繋げてください。

ホップアップ 300倍+カルタス 500倍
混用で5~7日おきに定期的に葉面散布して下さい。


☆根をしっかり張らせ、なり疲れを防止する液肥管理
3月に入り、日が長くなってくるとハウス内の気温が高くなりすぎと、果実が細くなったり、クビ抜け果が出てきます。ハウス内の温度の上げすぎに注意しながら、肥切れやリン酸不足、不足している養分を積極的に追肥して、果実肥大の促進と品質向上を図ってください。

果実の肥大促進とクビ抜け果の軽減に
10~15日おきにトーシンPK 5kg/10a を灌水して下さい。※エルエス2kgを混用すると、特に果実肥大に効果があります。

軟質果の軽減と傷みの軽減に
トーシンCa2号を1ヶ月に10kg/10aを目安に、2~3回に分けてかん水して下さい。

※トーシンCaは他の液肥と混用出来ませんので注意して下さい。

果実の食味の向上と日持ちの向上に
週1回アミノキッポ3~5kg/10aをかん水して下さい。


以上を参考に最後まで、品質の高いイチゴ栽培を行ってください。

第6回トマト・キュウリサミットに出展いたします。

2016-01-21 17:04:21 | 日記
こんにちは。

平素は茨城生科研に対し、多大なるご支援とご愛顧を賜りまして
誠に有難く厚く御礼申し上げます。

今週の月曜日には、県西を中心に大雪に見舞われ、一部無加温のハウスの倒壊等があり
被害が出てしまっているようです。
被害に遭われた方々のお見舞いを申し上げます。

しかし、その雪ですが
筑波山を挟んで、東側(太平洋側)と西側(県西地区側)ではまったくといっていいほど
異なる天気でした。

異なるとはいえ、荒れていたのには違いないのですが・・・・

当初から雪の予報が出ていたので、朝起きたら一面銀世界なのかな~っと思っていたら、事務所所在地の笠間市は土砂降り。おまけに暴風

テレビを観ていると東京の方は雪で混乱しているなんてニュースがありましたが、こっちは他人事でした。
で、仕事の都合で県西地区(結城市)に行って、あらビックリ
かなりの雪が積もっているではありませんか

昨年の暮れから、いろんなところに異常がきたしているみたいです。
株価・天気・などなど・・・・・・

まだ一年が始まったばかりだと言うのに・・・・・・


さてさて話は変わりまして、
第6回トマト・キュウリサミットにて、当社商品を出品いたします。

このサミットは、全国のトマト・キュウリの生産者が集まり、生産販売、経営などの諸問題の解決に繋がる新技術や事例を紹介して、安定的な経営に実現を図ることを目的としているサミットです。

日時と場所ですが、
開催日1月26日火曜日 11:30~
場所は千葉県柏市の柏市民文化会館です。



当社は、当社取引先の株式会社生科研さまと一緒にブース展示をいたします。
その日は、当社の代表して取締られ役もメーカーの担当者と一緒に立っております。

もし、このブログをご覧頂いているトマト・キュウリサミットに参加される方がいらっしゃれば、
是非お立ち寄りいただければ幸いです。

また、その時にブログやfacebookを見ているよ~なんて声をかけていただけると、多分代表はテンションマックスになると思いますので、よろしくお願いいたします。