2022/8/2放送
「世の光」の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
今日もイエスの言われたことばからお話しします。
イエスは言われました。「わたしはある」
イエスはユダヤ人とこのような議論の中で「わたしはある」と言われました。
イエスはユダヤ人に言われました。
「まことに、まことに、あなたがたに言います。だれでもわたしのことばを守るなら、その人はいつまでも決して死を見ることがありません」
すると、ユダヤ人たちはイエスに言いました。
「あなたは悪霊につかれている。アブラハムは既に死んだのにあなたは『だれでもわたしのことばを守るなら、決して死を味わうことがない』という。あなたは、私たちの父アブラハムよりも偉大なのか。アブラハムは死んだ。あなたは、自分を何者だというのか。」
そして、イエスは言われました。「まことに、まことに、あなたがたに言います。アブラハムが生まれる前から、『わたしはある』なのです。」
イエスが言われた「ある」は存在を意味しています。「わたしはある」というのはそれ自体だけで存在していることを意味します。つまり、他に何も存在しなくてもそれ自体だけで永遠に存在することができるということです。
この絶対的な存在を示す「わたしはある」という表現は、旧約聖書で神がご自分のことを教えられたことばとしてユダヤ人はよく知っていました。イエスは、ご自分が「神である」と言われたのです。
それで、ユダヤ人たちはイエスが神を冒涜していると考えて、イエスを殺そうとしました。ところが、イエスは身を隠して神殿を出て行かれました。
怒ったユダヤ人たちは、イエスがその前に語った重要なことばに気づきませんでした。永遠に存在する神であるイエスはこう言われていたのです。
「だれでもわたしのことばを守るなら、その人はいつまでも決して死を見ることがありません」
イエスはご自身の十字架と復活によって、信じる者に永遠のいのちを約束されたのです。イエスの十字架と復活を「自分の救い」と信じる者には永遠のいのちが与えられるのです。
( PBA制作「世の光」 2022.8.2放送でのお話しより )
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