♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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「世の光」を文字で 

■ルカの福音書25 -神の言葉を自分とつなぎ合わせる / 大嶋重徳

2021年01月14日 | Weblog

2020/7/23放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、大嶋重徳です。ルカ福音書を順番に読んでいます。

 羊飼いがマリヤてヨセフの夫婦の所にやってきて、天使が野原で自分たちに告げたことを伝えました。するとマリヤはこれらのことをすべて心に納めて思いを巡らしていた、とあります。「心に納め」ということばは継続する意味があります。一つ一つを丁寧に心に納め続けていた。「心に納め」という「納める」ということばは「物を守る」や「大事な番をする」「完全に守る」という意味があります。マリヤは自分の人生に起こった出来事を心の中にしっかりと番をして護り続けたのです。しかもいい加減にほっぽり出さずに、また心の机の引き出しの奥底に入れておいてのではなく、そこから取り出しながら思いを巡らしたのです。

 「思いを巡らす」ということばの意味はもともと、「二つのものを一緒に投げる」という意味があります。そこから派生して「二つのものを比較検討する」という意味となり、「推論する」「解釈する」という意味として用いられて来ました。つまりマリヤは自分が今まで体験して来たことを、聞いたことをすべて心の中に護りながら、あれとこれはどう繋がるのかと考えたのです。すなわち私が見て来た事、体験して来た事の意味は、神様のまなざしや神様の計画とどのように組み合わされるのか、推論して解釈するという仕方で、マリヤは心の中に納めていたのです。

 この箇所を「考え合わせる」と訳した聖書の翻訳がありますが、つまり自分の考えと神様の考えを合わせて考えた。神のことばと私たちの現実をつなぎ合わせるという時間をマリヤは持ったのです。マリヤに起こった出来事は、余りにも衝撃的で、余りにも怒涛の連続の出来事でした。突然の御使いガブリエルの訪問から始まって、自分が聖霊によって身ごもっている、そのようなことばを聞き、夫婦二人の貧しく寂しい旅。宿屋に居場所が無く、家畜小屋で息子を産むという悲しさ。これらの出来事は一年前にヨセフと結婚を夢見ていて自分が想い描いた人生とは全く違う人生が始まっていたのです。私たちは心に納め思いを巡らすという時間を意識的に持とうとしないと、私たちの生活は忙しさの中で流されていきます。このラジオを聴く時間はきっとそうでしょう。立ち止まる時間になっているはずです。神のことばと自分の生活をつなぎ合わせる時間、その時間こそ、あなたの生活を本当に豊かに潤す時間となっていきます。

    ( PBA制作「世の光」2020.7.23放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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