♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■エジプトへの神の裁き② / 岩井基雄

2021年03月08日 | Weblog

2020/9/7放送

 世の光の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。

 第2月曜日の今日は、旧約聖書のモーセの生涯から学んでみましょう。

 先月は、エジプトの命であるナイル川が血に変わった神の奇跡、神の裁きのわざを見ました。この第一の奇跡を始めとして神の十の奇跡と裁きがエジプトで行われますが、それらはエジプトの民が偶像としていたものに対する神の裁きだったのです。

 第二の裁きはエジプトでも偶像視された蛙でした。頭が蛙で体が女性の神はヘクトと呼ばれ、命と豊かさを象徴する偶像でした。その蛙がエジプトのありとあらゆる場所から這い出してきたのです。呪法師と呼ばれるエジプトの魔術師たちも同じようなことをして見せましたが、モーセを通してなされた神のわざは想像を超えるスケールでした。

 たまりかねたエジプトの王は、モーセにこの蛙を除くように願い、そうすれば神の民を出て行かせる、とまで言うのです。王に対してモーセはこう語りました。

 「あなたのことばどおりになりますように。それは、あなたが、私たちの神、【主】のような方はほかにいないことを知るためです。 蛙は、あなたと、あなたの家、家臣、民から離れて、ナイル川だけに残るでしょう。」
     旧約聖書 出エジプト記8章10節、11節

 エジプトの王や民が、聖書が語る神すなわちすべてを創造された真の神を知るためにこのさばきは行われました。そして神はモーセの祈りに応え、多くの蛙を絶やされ、ナイル川だけに残されましたが、一息ついたエジプトの王は再び心を頑なにするのです。

 第三の裁きはブヨと言う害虫でした。エジプトには害虫から人々を守る女神たちの偶像がありましたが、彼らはエジプトを守りませんでした。また王の呪法師たちも同じようにしようとしましたができなかったので、彼らは王にこう言いました。「これは神の指です。」と。天地万物を創造された神様でなければこのことはできない、と呪法師たちも証言したのです。

 そこに神様の目的がありました。人生の一つ一つの出来事の中で、あなたがすべてを創造された神様を認め、神を知り、真の神はこの方しかいないと知ることこそ、そこにあなたも招かれ、そしてそこにあなたの祝福があるのです。

 あなたも神様と共に歩んで行きませんか?

  (PBA制作「世の光」 2020.9.14放送でのお話より ) 
 
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