♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■天文~月も星もあなたも整える神 / 井本祐介

2024年12月06日 | Weblog

2024/08/30放送


「世の光」の時間です。東京都羽村市にある、おざく台キリスト教会の牧師、井本祐介です。平日は中学と高校で理科の教師もしています。 

 最初に聖書のことばを紹介します。詩篇8篇3節から4節
 
  「​あなたの指のわざである あなたの天 あなたが整えられた月や星を見るに 人とは何ものなのでしょう。あなたが心を留められるとは。あなたが顧みてくださるとは。」

 最近、星空を見上げる機会はありましたか? 古代から人類は天文に関心を持ち、月、星、太陽の動きを観察してきました。本来、天文学とは神が造った世界を探求することで、神の素晴らしさを表そうとするそんな学問でした。
 一方でかつては、宇宙の中心は地球であり太陽や星が地球の周りを回っている、そう考えていました。天動説です。確かにそのようにも見えますし、複雑な計算ですが説明することも可能です。

 けれど、キリスト教の司祭も務めたコペルニクスは、神が世界をお造りになったのならその仕組みはもっと美しいはずだ、そう考えて、地球が太陽の周りを回る地動説を唱えました。

 「コペルニクス的転換」ということばがありますが、その背後には、神ならばより素晴らしいものをお造りになるに違いない、という彼の信念があったのです。

 神の素晴らしさを探求する学問が、古代、もう一つありました。それは人体です。神が太陽や星を美しく動かしているように、人間を精密な仕組みによって日々生かしめてくださっている。骨や肉が連動して美しく動き、心臓や肺、各臓器が適切に働きいのちが保たれている。人々は人体の素晴らしさに神のわざを見て、私たちを日々生かしてくださる神に感謝をささげたのです。

 「​あなたの指のわざである あなたの天 あなたが整えられた月や星を見るに 人とは何ものなのでしょう。あなたが心を留められるとは。 あなたが顧みてくださるとは​。​​」

 ​あなたは、この世界を美しく造られた神が心を留め、顧み、整えている大切な方です。この神様を知るために、どうぞぜひ一度教会に足を運んでみてください。 


    ( PBA制作「世の光」 2024.8.30放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 

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