♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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「世の光」を文字で 

■十戒 -自由への励まし94- 盗んではならない /大嶋重徳

2019年03月07日 | Weblog
2019/1/31放送

世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか。大嶋重徳です。聖書には十戒と呼ばれる神と人との間に結ばれた約束があります。十戒の第八戒には、「盗んではならない。」(出エジプト記20章15節、申命記5章19節)とあります。
 「盗んではならない」という戒めについて考えるとき必要なことは、所有することについて考えておく事です。

 聖書は所有それ自体を禁じてはいません。聖書は人が所有する事の自由があり管理する使命があることを語ります。しかし大切なことは、神様との交わりの中で所有することなのです。十戒を学び始めた時に、第一戒で確認したことは、神様を神様とするということでした。私たちの持っているもりを神様の前に置いて、その所有しているものを見つめ直すとき、ああこれは神様からお預かりしたもんなんだなあと思い、私たちの所有しているものが一つもないと考えます。しかし一方で、ああこれらは神様から任せられたものなんだなあと確認し、同時に、正しくすべてを所有しなければならないとも考えさせられます。その意味では第八戒を告白する際に、自分の人生もまた自分のものではないということを告白しなければなりません。自分の人生も自分の時間も自分の健康もまた神様の所有にあるのです。

 そしてとりわけ私たちは神様から与えられた神の時間を自分自身で盗んではいないかということを考える必要があります。学生であるならば勉強することを怠けたいという思いに捉えられ、怠惰にユーチューブなどの動画をひたすら見ながら時間を過ごすならば、時間を与えられた神様から時間を盗んでいることになります。優先順位、時間管理の課題は第八戒の戒めに入って来るのです。あるいは逆に忙しすぎるというのも神様に与えられた時間を盗んでいることとなります。スケジュール帳に予定を次々入れていくことは自分を追い詰め、眠る時間を奪います。更に睡眠不足は私たちの健康を失い、大切な家族や人との時間を損ない続けることとなります。第八戒を前にする時、私の子どもが父親と過ごすべき時間を私は息子から盗んではいないだろうか、ということを深く問われなければなりません。あるいは、忙しすぎる私のせいで私の妻が夫と過ごすようにと神様から与えられた時間を私は妻から盗んでいないだろうか、ということを考えなければならないです。

 この所有に対する基本的な姿勢こそ盗まない社会を形成していくのです。

 今日、あなたが生きている時間は神様から与えられたものです。その時間で何を最優先にしないといけないでしょうか。祈りつつ、私たちは正しく時間を管理して行きたいものです。
    ( PBA制作「世の光」2019.1.31放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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