♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■着物の四隅のふさ / 羽鳥頼和

2012年02月18日 | Weblog
2012/2/18放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 羽鳥頼和です。旧約聖書の申命記22章には神様の命令が幾つも記されています。今日はそれを幾つか紹介します。「迷い出た家畜は必ず持ち主の所に返さなければならない。その持ち主が分からない場合は持ち主が分るまで世話をして持ち主に返さなければならない。」(申命記22章1節、2節参照) 家畜は財産でした。その財産は神様がその人に与えられたものです。ですから他の人のものも神様がその人に与えたものとして扱うべきなんです。ですから他人のものを自分のものとしてはいけないのです。

 こんな命令もあります。「女は男の衣装を身に着けてはならない。また男は女の着物を着てはならない。」(申命記22章5節) ふざけたり遊び半分で男装したり女装することは良くないことと教えています。男性、女性の性は神様がその人に与えられたものです。神様が人を造られた時、「神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして彼を創造し、男と女とに彼らを創造された。」(創世記 1章27節)と聖書にあります。男性も女性も神のかたちとして神様が作った尊いものなのです。それを面白半分に扱うことは神様を感じることであり、神様自身が嫌われることなのです。

 結婚についても真実な結婚をすることが命じられています。相手のことが気に入らないというだけで離婚しようとしてはいけないこと、そして浮気や不倫などをしてはいけないことがはっきりと命じられています。

 またこんな事を神様は命じられました。「身にまとう着物の四隅に、ふさを作らなければならない。」(申命記22章12節、参照民数記15章38節) この命令について神様は、「そのふさはあなたがたのためであって、あなたがたがそれを見て、主のすべての命令を思い起こし、それを行なうため、みだらなことをしてきた自分の心と目に従って歩まないようにするため、こうしてあなたがたが、わたしのすべての命令を思い起こして、これを行ない、あなたがたの神の聖なるものとなるためである。」(民数記15章39節、40節)と教えられました。

 こと細かに命令されています。しかしそれは人をがんじがらめに不自由にしようとしているのではありません。この四隅の房の命令から分るように、神様は人に正しい行い、良い行いを教えているのです。そして人が聖なる者、きよい者、良い人になることを神様は望んでいるのです。

 あなたも良い人生を生きるための神の教えを学ぶためにキリスト教会にいらしてください。

 ( PBA制作「世の光」2012.2.18放送でのお話より )

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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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