♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■マリアは“男の子”を産みます/ 原田憲夫

2024年12月09日 | Weblog

2024/12/2放送

 「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか? 原田憲夫(のりお)です。
今週はクリスマスを迎えるための心を備える最初の週です。

 さて今からおよそ2000年前、救い主・イエス・キリストの誕生は非常に衝撃的な出来事から始まります。

 当時のユダヤの人々は、男性がおよそ18歳、女性が12歳ぐらいで婚約し、婚約期間を経て結婚式を迎えます。ヨセフとマリアも婚約し、その準備を進めていました。
 ところがまだ一緒になる前にマリアが子を宿したのです。神様の教えを厳格に守るヨセフには信じられない出来事でした。当時、夫以外の子どもを宿せば石打ちの刑=死を意味しました。けれども心のやさしいヨセフは、マリアを晒し者にはしたくなかったので、密かに離縁することを決心しました。

 この思い悩むヨセフに神様の使いが夢に現れて重大なメッセージを伝えます。新約聖書マタイの福音書1章20節、21節

  「ダビデの子ヨセフよ、恐れずにマリアをあなたの妻として迎えなさい。その胎に宿っている子は聖霊によるのです。マリアは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。この方がご自分の民をその罪からお救いになるのです。」

 神様の使いは、マリアが子を宿したのは人の過ちではなく、人知を超えた神様が全人類すべての人を救うためにご計画されたことによるのです、と伝えたのです。

 普通、夢は夢で終わります。しかしヨセフは眠りから覚めるとマリアを自分の妻として迎え、そして生まれてくる子の名をイエスとつけたのです。ヨセフは神様の救いのご計画の中に自分の人生を委ね、すべての人の救いの道を確かにしたのです。

 そうです。このマリアから産まる男の子こそ救い主なのです。これが今世界中で祝うクリスマスの始まりです。

 いかがですか? あなたは今日、真っ暗で苦しく悲しい世界に一人で思い悩んでいませんか? 神様の使いがヨセフに伝えた、マリアが産む男の子はあなたを平安と希望の光が輝く世界へ導くために生まれた救い主です。

 あなたも今日、この「救い主イエス」を心に迎え、神様が共におられる新しい人生へ一歩踏み出してください!


 ( PBA制作「世の光」 2024.12.2放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 

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