♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して66年の
「世の光」を文字で 

■主の命により / 福井 誠

2018年11月28日 | Weblog
2018/10/24放送


世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「主の命により」です。
 民数記4章49節から読んでみましょう。
 「彼らは主の命により、モーセを通して任じられ、それぞれその奉仕とその運ぶ物を受け持った。主がモーセに命じた、主によって登録された者たちである。」(新改訳2017)

 民数記に入りましたねえ。民数記はこの書物の最初と最後に二回人口調査があるので、人口つまり民の数を数えるという意味で民数記と呼ばれるようになったものですねえ。しかし実際のヘブル語の聖書では冒頭のことば「べ・ミドバール」がタイトルになっていて、それは「荒野にて」を意味しています。つまり荒野での40年間の出来事を記録したものだからです。実際、民数記は出エジプト記の続きもので、特に出エジプト記に書かれた最後の出来事から1ヶ月後のことから書き始められているのです。

 イスラエルの民はエジプトを脱出した後に、40年約束の地カナンの手前の荒野で過ごしました。民数記はその記録ですが、厳密な日誌ではなく重要な事柄をピックアップした記録で、霊的な教訓を物語る内容となっていますね。ですから民数記はしばしば新約聖書に繰り返し引用されています。

 例えばパウロは、第一コリント10章の中で民数記25章の偶像崇拝に対する神の裁きを取上げ、「これらのことが彼らに起こったのは、戒めのためであり、それが書かれたのは、世の終わりに臨んでいる私たちへの教訓とするためです。」(10章11節 新改訳2017 )と語っています。

 同じようにヘブル人への手紙の著者も不信仰を戒めるものとして民数記を引用しています。民数記が神の民を約束の地カナンに向けて整えていくことを目的として書かれたとするならば、現代のキリスト者にとってそれはやがて来る約束の天カナンに向けて心を整えられるために読むべきものと言えるでしょう。そういう意味でこの箇所の重要な教えは神が与えられた秩序を大事にすることです。主に命によりモーセを通して任じられた奉仕に就く、つまりモーセを指導者として認め従うことで民全体が神の福に与ることが語られています。今日の教会も同じでしょう。神が立てられた指導者と共に自らの責任を果たすことで教会全体が祝福を受けるのです。

(PBA制作「世の光」2018.10.24放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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