♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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「世の光」を文字で 

■十戒 -自由への励まし98- 盗んではならない / 大嶋重徳

2019年04月04日 | Weblog
2019/2/28放送

世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか。大嶋重徳です。聖書には十戒と呼ばれる神と人との間に結ばれた約束があります。 十戒を始めとした聖書のことばは人間を縛りつけるものではなく自由へと導くためのことばなのです。十戒の第八戒には、「盗んではならない。」(出エジプト記20章15節、申命記5章19節)とあります。では第八戒が語る「盗んではならない。」という戒めは、どのような自由への道しるべを指し示しているのでしょうか。

 聖書では「盗みをしている者は、もう盗んではいけません。かえって、困っている人に施しをするため、自分の手をもって正しい仕事をし、ほねおって働きなさい。 」(エペソ人への手紙4章28節) (新改訳聖書 第三版)と語っています。
 盗まれている社会の中に生きている私たちが、あるいは知らないうちに何かを盗んでいた私たちが、聖書の「もう盗んではいけません」という勧めに立って、盗まない、盗まれない社会になるために、聖書は困っている人に施しをすることだと語ります。盗むことの対義語は盗まないことではなく、助けること分け合うことなのです。

 十戒の生き方を少しずつ学んできた私たちの生き方も少しずつ変わってきました。自分の所有をいかに増やしいかに快適に暮らすかに幸福を感じていました。しかし自分の幸福感のパラダイム・シフトが起こったのです。イエス様がおっしゃったように、私が人にしてもらいたいと思うことを自分の身の回りにいる人に対しても行う事が自分の喜びとなってきたのです。

 なぜこのような生き方が変わってきたのでしょうか。それはイエス様の生き方に出会ったからです。イエス様こそ私たちの一番の困窮の時にこそ救い出し助けてくださったからです。このイエス・キリストと生きるとき、ラジオの前の私たちは分け合うことが喜びとなり、捧げ、仕える側に喜びがあるのだと知ったのです。

 身近なところから言うと、幾ら疲れて帰ってきても、家で私との会話を必要としているわが家の子どもと話をし、一緒に遊ぶのです。同じく疲れている妻の話を聞くのです。あるいは地域で孤独を覚えている年配の方と過ごす時間を選び取ることです。

 今朝、十戒第八戒の実践でできることは、電車の椅子をその席に座ることを求めている人に譲ることかもしれません。イエス様はおっしゃいます。「最も小さい者、弱い者の一人にしたのはわたしにしてくれたことだ。」(マタイの福音書 25章40節参照)と。 私たちはイエス様に対してするように、顔も知らない人とも助け合いわかち合う生き方を始めるのです。誰かに優しくする一日を過ごしてみたいと思います。そのときイエス様が「ありがとう」とあなたに言ってくださる声が聞こえて来るのです。

    ( PBA制作「世の光」2019.2.28放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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