♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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「世の光」を文字で 

■十戒 -自由への励まし83 -姦淫してはならない / 大嶋重徳

2018年12月06日 | Weblog
2018/11/1放送

世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 大嶋重徳です。
 聖書には十戒と呼ばれる神と人との間に結ばれた約束があります。十戒をはじめとした聖書のことばは人間を縛りつけるものではなく、自由へと導くためのことばなのです。十戒第七戒には「姦淫してはならない。」(出エジプト記20章14節 新改訳2017)とあります。

なぜ姦淫は禁じられているでしょうか。今まで姦淫の罪が夫婦の破壊、家族の破壊、その人を取り囲む共同体や教会を壊してしまうことを見てきました。

 更に姦淫の罪は夫婦ではない2人にとって望まれない命を身体に宿す可能性を帯びていますので、それはそのまま堕胎・中絶という「殺してはならない」第五戒の戒めを犯すことにもなるのです。命の破壊もここにあります。日本は中絶王国とも言われます。望まれない妊娠の中絶を社会が認めてしまっているのです。しかし中絶をする女性の身体は傷つき、また心も深く傷つくこととなります。

 そして何より姦淫の罪は神様の御前で神様にかたちづくられた自分自身をも破壊します。男女の関係はキリストと教会の関係に聖書では例えられています。神様は永遠に変わることのない愛で愛してくださっている。しかし姦淫の罪を犯すことはこの神様の愛を裏切ることとなるのです。

 私は学生たちに福音を伝える仕事を長くしてきていますが、学生たちがある日突然教会の交わりから離れていってしまう背景には、結婚前の身体の関係を持ってしまったということが少なくありません。神様の愛を裏切った自責の念が自分の信仰を傷付けてしまうのです。更には神様の前に立つこともできない過食から精神を病むこともあります。どれだけ時代が変わり価値感が変わったと言えども、姦淫の罪を犯した自分自身に開き直ることができず、隠し続ける自分自身の生活を持つことはその人本人の生き方と精神を決して幸せに健やかにしません。

 しかし、忘れてはいけない事はこの罪も十字架の前に出て行くとき、主は新しくしてくださるということです。恋愛・性・結婚のテーマで学生たちに学びをするとき、ある学生たちの顔が曇ってきます。すでにその罪を犯してしまっている学生たちです。しかし十字架の赦しの話をすると涙をポロポロとこぼし話を聞いてくれます。そして学びの終ったあと、祈って欲しいのですがと声をかけてきてくれます。罪の悔い改めの祈りをした後の、神様に赦された後のすがすがしさはどれほどの喜びと感謝を生み出すことでしょうか。

 十戒は与えられた神様が望んでおられることは信仰が壊れてしまうことではなく、信仰が生かされていることなのです。

    ( PBA制作「世の光」2018.11.1放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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