♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■神さまって何?・・・私の復活の命 / 黒木昭江

2025年01月31日 | Weblog

2024/09/20放送

 「世の光」の時間です。今週は名古屋市の富田キリスト教会・金山キリスト教会の牧師、黒木昭江がお届けしています。

 70代、80代の方々からよく聞く話です。同年代の友だちが人生の黄昏どきを迎えて、神や信仰に興味を持つようになった。そして、神とは何か、信仰とは何かを追求するのですが、しかし困ったことに神は目に見えず、辞書を引いても明らかにはなりません。

 聖書は、見えない神が見える存在として現れた、それがイエス・キリストだと語ります。そしてイエス・キリストは、ご自分がどのような神であるかを具体的な物に例えて説明されました。
 今週は、そのイエス・キリストのことばをご一緒に聞いていますが、金曜日の今日はヨハネの福音書11章25節、「わたしはよみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は死んでも生きるのです」ということばです。

 1969年、エリザベス・キューブラー・ロスという精神科医が『死ぬ瞬間』という本を出版してベストセラーになりました。その本によれば、人は死に直面したとき5段階の心のプロセスをたどるそうです。最初は自分が死ぬはずないと否定し、やがて気持ちは怒りに変わります。しかし最後には死を受け入れるようになる、というのです。

 信仰があってもなくても人は皆人間です。死に直面すれば誰もが動揺し葛藤するでしょう。

 けれどもクリスチャンたちは、それだけでなく別のプロセスも歩みます。重い病の中で、日に日にキリストの存在が大きくなり、肉体の生命にこだわるよりも、永遠に自分を迎え入れてくれる天国への希望が強くなっていく、そのような先輩クリスチャンの姿を私は何度も見させていただきました。
 それは、キリストのことば、「わたしはよみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は死んでも生きるのです。」という約束が真実であることの、何よりもの証拠ではないでしょうか。 

 神は私たちが旅立つときも孤独にしません。死を経て永遠の平安へ私たちを迎え入れてくださるのです。


 ( PBA制作「世の光」 2024.9.20放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 

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