♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して67年の
「世の光」を文字で 

■あなたのみわざを静かに考えます / 福井 誠

2020年01月08日 | Weblog
2020/1/1放送

世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、福井 誠です。

 継続は力なり。聖書を一日一日と読み進むなら、不思議にも自然に養われていくものがあるものですね。今日も聖書を開いてまいりましょう。詩篇77篇12節から「あなたのみわざを静かに考えます」と題してメッセージをお伝えいたします。
  「 私は あなたのなさったすべてのことを思い巡らし
         あなたのみわざを静かに考えます。

 
 詩篇77篇をゆっくり読んでみると、何かヨブ記に描かれたヨブのモノローグ(※独白)を思い出しますねえ。神を信じていても抱えている困難が大きすぎて人生に喜びを感じることができない。人の慰めも得られず神に向かい、ただひたすら祈りの手を差し伸べ心を注ぎ出すだけ。しかし、心は落ち着かず乱れるばかり。もはや眠ることもできない。詩人の心が切々と語られていますね。

 みなさんにもそのような夜はありませんでしたか? 神を信じ祈っても答えがない。ただ時間が無為に過ぎていくだけ。今日も祈ったことがらとは全く関係のない世界が広がっていくばかり。本当に今すぐ何とかしたいのに、そんな心の動きなど無視するかのように社会は動いていく。完全に一人、災いの中に取り残されてしまった自分を思うのみ。とうとう主に見捨てられてしまったのか。私が受けるべきものは神の呪いであって神の祝福ではない。何とも苦しい思いが伝わってきますねえ。どこまでもネガティブに落ち込んでいく詩人の心があります。

 でもやはりこの詩人、神を信じているのです。言っていますねえ。
 「 私は あなたのなさったすべてのことを思い巡らし
         あなたのみわざを静かに考えます。

 悩みの中でこの詩人が思いついたことは、自分たちの歴史を振り返ってみることでした。特に奴隷であったイスラエル人がエジプトを退出した時代、それは暗黒の時代、神に呪われたような希望なき時代でした。しかし、神はそこに恵みと解放をもたらした。静かに聖書の出来事を想い巡らす彼の心に信仰が芽生えていますね。

 神のみことばを聞き、静かに考えてみたいものです。そうすれば神を信じようとがんばらなくとも神が信仰を与えてくださいます。

 では良き一週を祈ります。

 (PBA制作「世の光」2020.1.1放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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