♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■いのちへの水を与えるキリスト / 羽鳥頼和

2022年08月30日 | Weblog

2022/3/29放送

 「世の光」の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。

 聖書には「いのちへの水」ということばがあります。水は生きるのに絶対必要なものだからです。雨があまり降らないイスラエルにおいて水はとても貴重です。フォークダンスの「マイム・マイム」はご存知でしょう。「マイム・マイム」はイスラエルの歌です。マイムとは「水」のこと。歌詞の中に聖書のみことばがあります。 旧約聖書イザヤ書12章3節のみことばです。

 「あなたがたは喜びながら水を汲む。救いの泉から。」

 水はいのちであり、水があることは救いなのです。

 旧約聖書 詩篇114篇8節には「神は 岩を水の潤う沢に変えられた。硬い岩を 水のあふれる泉に。」とあります。

 この詩篇の作者は、出エジプトの出来事を振り返り、神がなしてくださった素晴らしいみわざを覚えています。

 エジプトを脱出した時、海の水が真っ二つに分かれました。人々は海を渡ることができました。荒野の旅を終えて約束の地に入る時、同じようにヨルダン川の水が真っ二つに分かれました。人々は川を渡り、約束の地に入ることができました。

 この詩篇の作者は神の偉大なわざを見て、神を恐れつつ感謝しています。

 その詩篇114篇の最後に、「神は 岩を水の潤う沢に変えられた。硬い岩を 水のあふれる泉に。」とあるのです。

 このことは、荒野を旅する中で水がない時に、神が岩から水を湧き出させてくださったことを覚えているのですが、それだけではありません。神がいのちを与えてくださる方であることを、神をおそれつつ感謝しているのです。

 私はイエス・キリストのことばを思い出すのです。

 新約聖書のヨハネの福音書4章14節 
 「わたしが与える水を飲む人は、いつまでも決して渇くことがありません。わたしが与える水は、その人の内で泉となり、永遠のいのちへの水が湧き出ます。」

 イエス・キリストは、荒野のようなこの世にあって飢え渇いている人の心に、永遠のいのちとなる「いのちの水」を与えて下さるのです。


    ( PBA制作「世の光」 2022.3.29放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 

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