♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して66年の
「世の光」を文字で 

■十戒 - 自由への励まし 46 /大嶋重徳

2018年03月08日 | Weblog
2018/2/1放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか。大嶋重徳です。聖書には十戒と呼ばれる神と人との間に結ばれた約束があります。十戒の第五戒は「あなたの父と母を敬え。」(出 20章12節)とあります。私たちは第四戒で、家族や在留異邦人さらには家畜にまで安息日を守るようにと第四戒が個人への戒めを超えて一緒に生きる大切な人の生活を考えていくという広がりを見てきました。

 十戒は自分と共に生きる誰かもまた自由に生きる喜びをもたらすように私たちに語ります。それは十戒が決して個人的な戒めではなく、今私たちが生きる誰かを意識するように語られているからです。十戒はキリスト者になること、神の家族の一員になることを自覚させてくれるのです。

 現在私たちは誰ちも口をきかずとも生活できる世界に生きています。食事に行っても食券をカウンターに置けば誰とも話さずとも料理が目の前に届きます。メニューを指させばテイクアウトのハンバーガーを購入できます。着る服や食材、薬さえもインターネットで注文すれば家まで届きます。部屋に居ながらにして誰とも接触することなく生きることができる時代になりました。インターネット社会となり、誰と目を合わすことがなくても世界と自分は繋がっていると感じることができます。そして人間関係は自分の気に入った関係だけを選択し気に入らない関係となればいつでも携帯電話のアドレス帳や SNS の友達のリストから削除してしまえば済みます。あるいは自分の連絡先を変えてしまえば簡単に連絡を絶つこともできるようになったと言えます。更にネット上であれば自分の知らない人に対して罵詈雑言(ばりぞうごん)を吐くことも意図はずにその表現には抑制が効かない状況です。目を覆いたくなるヘイトスピーチの動画が平気で流されます。このような時代に誰かと生きるということを選ぶことは面倒であり、知らない人と過ごすことは苦痛であり、誰かと共に生きることに困難さを私たちは覚えます。誰かと生きることは自分が傷ついて生きることが起こるからです。しかし第五戒の「あなたの父と母を敬え」という戒めは、私たちが親に代表される誰かを敬って生きることや、父と母に繋がる人間関係を大切にして生きることを励まそうとしています。私たちは十戒第五戒「あなたの父と母を敬え」から、誰かと共に生きることの意味を受け取りたいと思います。そしてその愛しづらい親の存在を受け入れたり、あの受け入れることをやめようと思っている人間関係を神様の眼差しで見つめ直す機会を十戒第五戒を通して学んでいきたいと思います。

   ( PBA制作「世の光」2018.2.1放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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