♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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「世の光」を文字で 

■一人の為に / 板倉邦雄

2019年05月07日 | Weblog
2019/4/2放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。
今日は「一人の為に」という題でお話ししましょう。
 
 「すべては一人のために、一人はすべてのために」ということばがあったと思います。エルサレム教会の執事だったピリポはサウルの迫害から逃れてサマリアの町に来ました。そこで人々に神の国とキリストを宣べ伝えました。人々はイエス・キリストを信じて、続々とバプテスマ・洗礼を受けました。サマリア教会の成長を聞いた本部のエルサレム教会は使徒ペテロとヨハネをサマリア教会に遣わしました。そして使徒の働き8章25節には次のように書いてあります。
 「使徒ペテロとヨハネは力強い証しを為し、そのことばを語った後、サマリア人の村々でキリストの福音を宣べ伝えて、エルサレムへ帰った。」

 サマリアでの宣教が祝福されたことを物語っていますね。まさにサマリヤ教会はこれからだという状況にありました。しかし、主なる神の使いがピリポに向かって言いました。「立って南方に行き、エルサレムからガザへ下る道に出なさい。」 サマリヤでの働きを止めて南方のガザへ行きなさい、と言う命令でした。そこでピリポは立って出かけました。サマリアから直線距離にしてガザは120キロありました。一日40キロ歩いても三日はかかります。体力も気力も、そして費用も犠牲を払ったことでしょう。するとガザへ下る道で、ちょうどエチオピア人の女王の財産全部を管理していたエチオピア人が馬車で通りかかったのです。このエチオピア人の高官は熱心な信仰者で、神礼拝のためにエルサレムに巡礼のために上り、その帰途についている所でした。

 何と彼は馬車の中で、旧約聖書のイザヤ章53章を読んでいるではありませんか。聖霊がピリポに働いて、「進み寄ってあの馬車と並んで行きなさい。」と語りかけたのです。なぜ成長しつつあるサマリア宣教を止めて、荒れ果てたガザの地へピリポは導かれたのでしょうか。実はこのエチオピア人の高官、一人の救いのためでした。サマリア教会の成長はこの一人のため、この一人はサマリヤ教会のすべての人々のためだったことになるのです。そして彼がエチオピア教会の先駆者となるのです。

  (PBA制作「世の光」2019.4.2放送でのお話より )

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