♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して66年の
「世の光」を文字で 

■十二かごいっぱい / 関根弘興

2019年05月10日 | Weblog
2019/4/5放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。
 イエス・キリストがガリラヤ湖畔に面する小高い丘に行かれた時のことでした。大勢の人たちがイエス様につき従ってきたんですねえ。その数は男の数だけで五千人に膨れあがっていました。するとイエス様は弟子の一人であるピリポに、「どこからパンを買ってきてこの人々に食べさせようか」と言われたのです。ピリポは、「先生、めいめいが少しずつ取るにしても200デナリのパンでは足りませんよ」と突然の話に困惑してしまいました。すると弟子の一人のアンデレが、「ここに少年が大麦のパンを五つと小さい魚二匹を持っています」と少年が持ってきた弁当をイエス様に差し出したのです。するとイエス様はこのパンを取り、何と人々に分け与えるように言われたのです。そこにいる人たちが十分に食べ、そして満腹したというのですねえ。とても不思議な出来事です。この出来事は私たちに一体何を教えてくれるのでしょう。

 イエス様はここで不思議な方法をお取りになりました。それは少年が持ってきて差し出した弁当を用いられたということです。それは大麦のパンを五つと小さな魚二匹でした。これは、ま、粗末な弁当です。これっぽっちの食糧で大群衆の空腹を満たすことなどできない、何の役にも立たない、と思われました。しかしこの弁当は少年にとっては大切なものでした。それを差し出せば自分は空腹のまま我慢しなければなりません。でも敢えてイエス様に差し出した時、そこにいた全員が十分に食べ、余ったパン切れを集めると12のかごがいっぱいになったというんですね。もちろんイエス様は何もない所からあらゆるものを生み出すことがおできになりますから、この弁当がなくても人々を満腹にすることはできたはずです。しかしイエス様は敢えて少年がイエス様を思って差し出したこの小さな弁当を用いられたのですね。

 実はそれは今でも同じです。私たちがイエス様を愛する思いをもってささげる祈りがどれほど多くの人の癒しとなるか、あなたは御存知ですか? あなたのほんの小さな他者への奉仕が愛のある一言が、自分だけでない周りさえも満たすものになっていくことを御存知ですか? 神様を愛するゆえにささげられる感謝と賛美、そして礼拝がどれほどの人生の豊かさをもたらすか、あなたは御存知ですか? 人と比べたり競い合う必要などありません。あなた自身を神様に差し出し、用いてくださいと祈る者とされていきたいですね。
     (PBA制作「世の光」2019.4.5放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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