♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して66年の
「世の光」を文字で 

■注がれるキリストのまなざし / 関根弘興

2015年04月27日 | Weblog
2015/4/27放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。新約聖書に登場するペテロ、彼はイエス・キリストの弟子の中でもリーダー的な存在でした。でも、彼にとって人生最大の失敗がありました。それはイエス様が捕えられた時、「イエスなど知らない!」と三度も否定してしまったのです。ペテロのこの大失敗、彼はそれまで持っていた自信も誇りも、その失敗によってすべて崩れ去ってしまいました。でも聖書は、ペテロの失敗を通して大切なことを教えようとしているんです。

 一番目は、失敗してもあなたの価値は変わらない、という話でしたね。

 二番目は、失敗や挫折はあなたの必要な栄養となる、というお話をしました。それは謙遜を学ぶ時でもあるということでしたね。

 そして第三は、失敗の時、キリストの眼差しがそこに注がれている、ということです。イエス様はどんな時にも一人ひとりの配慮を忘れることはありませんでした。新約聖書を読んでいくと、イエス様はご自分が殺されるかもしれない危険な状況の中でも、一人の目の不自由な人に目を留め癒されました(ヨハネ 8章59 節~ 9章7節)。エリコという町で大群衆に取り囲まれている時、木の上からイエス様を眺めていた町一番の嫌われ者の取税人ザアカイに目を留め、「ザアカイ。降りて来なさい。わたしは今日はあなたの家に泊まることにしているのだ。」と招かれました(ルカ 19章5節)。また、ご自分が捕えられ厳しい審問を受けている時にも、イエス様を否定したあのペテロを愛の眼差しをもって見つめられたのです(ルカ 22章61節)。

 イエス様は、今日、一人ひとりに目を注いでくださっています。私たちは失敗し挫折を味わう時があります。今その真っ只中にある人もいるかもしれませんね。また罪責感や恐れの中に置かれることもあります。しかしイエス様はそんなあなたに対して、「大丈夫。わたしがあなたの罪を十字架で背負い、わたしのいのちであなたを贖ったのだ。わたしと共に歩もう。」と、愛の眼差しを注いでくださっているのです。

 旧約聖書イザヤ書63章9節に、「 彼らが苦しむときには、いつも主も苦しみ、ご自身の使いが彼らを救った。その愛とあわれみによって主は彼らを贖い、昔からずっと、彼らを背負い、抱いて来られた。」 このように書かれています。

 失敗があり挫折があるかもしれません。困難があるかもしれない。でも、共に痛み、苦しみ、過去においても現在においても未来においても、愛と憐れみによってあなたは贖い背負い、抱いてくださる、いだいてくださるお方がいてくださる。その事をぜひ覚えてください。

 (PBA制作「世の光」2015.4.27放送でのお話しより)

***

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
« ■罪を赦す権威のあるお方 /... | トップ | ■主の祈り 13 / 大嶋重徳 »

関連するみんなの記事