世の光の時間です。お元気でしょうか。村上宣道(のぶみち)です。
えー、私の好きな讃美歌、まああの『新聖歌』という中に入っている歌なんですけれども、これは村上さんの歌ですねえってよく言われるほど私にぴったりの歌なんですけれどね。それは「地の塵に等しかり 何一つ取り柄なし」ってこういう歌なんですね!
で、この節の中にですね、「もし恵みなかりせば はや滅び果てしならん」という、もし恵みがなかったらとっくに滅びてしまっていただろうなあという、今はこうしているのは神様の愛とあわれみの故だというそういうこう歌がですね、私にぴったりだなあと思いながら、こう大好きな歌の一つになっているんですね。
で、聖書の中にこういうことばがありまして、旧約聖書のエレミヤ哀歌の3章にあるんですけれども、「私たちが滅びうせなかったのは、主の恵みによる。主のあわれみは尽きないからだ。それは朝ごとに新しい。『あなたの真実は力強い。』」(22節、23節)というこのことばなんですね。
で、考えてみますと、私はイエス様を信じてそして罪赦していただいて、ああ救っていただいて良かったなあって思って本当に感謝している訳なんですけれども、でもしばしば本当に神様のみこころから離れてしまっているかなあって思ったり、神様のみこころに背いたような生き方をしてしまったかなあというふうに思ったりするようなことがあったりして、普通だったら「もう本当にこんなようなこれほどの恵みをあなたに与えているのにどうしてそんなような(ことなのか)」と言われてですね、いわゆるその愛想を尽かされるという、世の中だったらそういうことじゃないかなあと思ったりするんですね。
でも聖書の中に「主のあわれみは尽きないからだ。」 人が愛想を尽かしても「主のあわれみは尽きない」って書いてあってですねえ、だからこうやって保たれているのは本当に神様の恵み、そしてあわれみの故以外ではないなあと本当につくづく思う訳ですね。「それは朝ごとに新しい。」 毎日毎日神様の恵みと哀れみの中で生かされている。「あなたの真実は力強い。」自分は弱い者であっても、神の真実は力強い。だから大丈夫なんだ。主の真実に支えられながら生きる人生っていうのは幸いだなあって、そう思うんですねえ。
( PBA制作「世の光」2007.07.23放送でのお話しより)
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