♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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■教会荒らし / 板倉邦雄

2019年04月09日 | Weblog
2019/3/5放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。
今日は「教会荒らし」と題してお話ししましょう。

 現代では車上荒らしということばを耳にします。キリストの教会荒らしと言えばサウルの名前があげられるでしょう。使徒の働き8章に入ります。

 さてサウロはステパノを殺すことに賛成の票を投じました。サウロは若くしてユダヤ最高議会の議員でした(※使徒26章10節からの推察)。しかもパリサイ派という分離主義者の熱心な信徒でもありました。モーセの律法を忠実に守ろうとしていました。神は唯一であると固く信奉していたのです。ところが最近エルサレムに登場したナザレのイエス派はとんでもないことを主張していました。特にステパノという信者は最高議会の議場で、イエスが神の右に立っておいでになるのが見えるなどとほざいたのです。ナザレ出身の大工のせがれが神の子であり神などとは唯一の神に対する冒涜であり、不敬罪に当たりました。若き熱血漢サウロはステパノ処刑の責任を買って出たのです(※推察)。

 ところがステパノを処刑する処刑の現場でサウルは耳をふさぎたくなるようなステパノの祈りを耳にします。「主イエス様。どうぞこの罪を彼らに負わせないでください。」(参照 使徒7章60節) この「彼ら」の中にサウロも入っていたからです。なぜステパノは赦す祈りをすることができるのだ? その事がますますごサウルの心に憎しみと悔しさを増幅させていったのです。

 その日エルサレムにある教会に対して大迫害が起こりました。その指導者は言うまでもなくサウロです。サウロは部下たちを連れて家々に押し入り、男や女を引きずり出し、縄にかけて次々に牢獄に引き渡し、死に至らせました(参照 使徒8章1-3節、使徒22章4節)。そして改宗を迫ったのです。信徒たちの集まる会堂・集会場を荒らしまわり、集会ができないようにしてしまいました。

 後日、サウルは回心してキリスト教の伝道者になります。教会荒らしをしていた頃を振り返りながらこう語りました。「私はキリスト信徒たちを罰し、無理やりに神を汚すことばを言わせ、彼らに対してひどく荒れ狂って苦しめました。」(参照 使徒26章11節) サウルの回心のきっかけは、実はステパノの祈りだったのですね。
 
  (PBA制作「世の光」2019.3.5放送でのお話より )

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