♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■神さまって何?・・・私のぶどうの木 / 黒木昭江

2025年01月29日 | Weblog

2024/09/18放送

 「世の光」の時間です。今週は名古屋市の富田キリスト教会・金山キリスト教会の牧師、黒木昭江がお届けします。

 皆さんは、神様ってどんな方だと思いますか? 神様は遠く雲の上にいる存在で、私たちの日常生活とは何の関わりもない方、そんなふうに感じてしまうことはないでしょうか。

 聖書は、見えない神が見える存在として現れた、それがイエス・キリストだと語っています。そしてイエス・キリストは、ご自分がどのような神であるかを具体的な物に例えて説明されました。
 今週はそのイエス・キリストのことばをご一緒に聞いていますが、水曜日の今日のことばは、ヨハネの福音書15章5節
 「わたしはぶどうの木、あなたがたは枝です。人がわたしにとどまり、わたしもその人にとどまっているなら、その人は多くの実を結びます。」
 キリストはそう、おっしゃいました。

 木と枝は密接な関係です。枝は木から栄養を貰って育ち実を結びます。キリストは、神と人とはそのような関係だとおっしゃったのです。

 アメリカで、ある少年が母親から捨てられました。「私が戻るまで、ここで待っていなさい。」 そう母親に言われて交差点で待ち続けましたが、とうとう母親は戻らなかったのです。
 けれども神はこの少年ビル・ウィルソンという名前の少年をご覧になり、働きかけます。あるクリスチャンの夫婦が少年の存在に気付いて保護し、教会へ連れて行ったのです。
 少年はそこでクリスチャンとなりました。親に捨てられてしまった枝がキリストという木に繋がり、少年の人生には豊かな実が実り始めました。
 自分は神に愛されている価値ある存在だと確信し、人間関係が苦手だったのに、人々に神の愛を伝えるようになりました。
 やがて牧師となり、自分と同じような経験をした子ども達を助ける働きを始め、今ではその働きが世界中に広がっています。

 神は私たちから遠く離れてはおられません。神は、私たちのぶどうの木、私たちはその枝。私たちの人生に関わり、どれほど痛みのある人生においても豊かな実を実らせてくださいます。


 ( PBA制作「世の光」 2024.9.18放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 

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