♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■神さまって何?・・・私の羊飼い / 黒木昭江

2025年01月27日 | Weblog

2024/09/16放送

 「世の光」の時間です。今週は、名古屋市の富田キリスト教会・金山キリスト教会の牧師、黒木昭江がお届けします。

 皆さんは神様ってどんな方だと思いますか? 私の携帯電話はメールを送るときに「神様」と打つと、白いお鬚のお爺さんの絵文字が出てきます。多くの人の神様のイメージはそれと似ているかもしれません。でも実際はどうなのでしょうか。 
  
 聖書は、見えない神が見える存在として現れた、それがイエス・キリストだ、と言います。そしてイエス・キリストは、ご自分がどのような神であるかを具体的な物に例えて説明されました。
 今週は、そのイエス・キリストのことばをご一緒に聞いていきましょう。

 月曜日の今日は、ヨハネの福音書10章11節「わたしは良い牧者です」ということばを取り上げます。

 「牧者」とは羊を飼う羊飼いのことです。聖書には羊飼いにまつわる話がたくさん出てきます。
 有名なのは、神様を羊飼いにたとえた詩で、そこには、羊飼いは羊を緑の牧場に連れて行き、美味しい草と水をふんだんに与えるから、羊は乏しくなることがない、と歌われています'(旧約聖書詩篇23篇参照)。

 イエス・キリストは、神様とはそのような方だとおっしゃいました。

 私の所属する教会に、このような神を体験した方がいます。
 このご夫妻は東日本大震災で被災し、住んでいた町に暮らすことができなくなって、十分なお金もないまま、幼い子を連れてアメリカに移住しました。そして生活が行き詰ってしまったのです。
 彼らはそれまで何かを信仰したことはなかったのですが、「自分たちを助けてくれるのはもう神様しかいない」と考えて、家族で「神様、助けてください」と祈りました。
 すると、住んでいる家の近くに教会があること、そしてその教会が食糧支援をしていることを知ったのです。彼らはその支援に助けられ、自分たちを養ってくださる神様の存在をも身をもって体験し、クリスチャンとなり、その後、帰国しました。

 神様は私たちの羊飼いです。ぜひ明日も続けて番組をお聴きください。


 ( PBA制作「世の光」 2024.9.16放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 

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