♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して66年の
「世の光」を文字で 

■仰ぎ見る者は生きる / 関根弘興

2018年11月30日 | Weblog
2018/10/26放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。

 新約聖書のヨハネの福音書3章に、ニコデモという人がイエス様の元を訪ねてきた時のことが記されています。イエス様はニコデモに、「人は神様によって生まれなければ神の国を見ることができない。」と言われました。ニコデモはイエス様の語られた事をなかなか理解することができなかったんですねえ。

 そこでイエス様はニコデモがとてもよく知っている旧約聖書の民数記という所に書かれている出来事を引用して話されました。どんな出来事かと言いますと、昔モーセに導かれてエジプトの奴隷状態から脱出したイスラエルの民が荒野を旅をしている時でした。彼らは荒野の生活に我慢できなくなって、神様とモーセに逆らって文句を言い始めたんです。すると毒蛇が出てきて人々に噛み付き、多くの人が苦しんでいったんですねえ。

 民がモーセに、「私たちは罪を犯しました。蛇を取り去ってくださるように神様に祈ってください。」と言ったので、モーセが祈りますと、神様は不思議なことを命じられました。「青銅で蛇を造り、旗ざおの上につけよ。すべて噛まれた者はそれを仰ぎ見れば生きる。」 こう言われたんです。モーセはすぐにその通りにして、「この青銅の蛇を皆さん、仰ぎ見てください。そうすれば救われますよ。」と叫んだんですね。そこで毒蛇に噛まれて苦しんでいた人々がその青銅の蛇を見上げると、何と命が助かったというんです(民数記21章9節参照) 。

 イエス様はこの出来事を引用して、続けて「モーセが荒野で蛇を上げたように、人の子も上げられなければなりません。それは、信じる者がみな、人の子にあって永遠のいのちを持つためです。」(ヨハネの福音書3章14節、15節) と言われたんですねえ。

 この天から下った人の子とはイエス様ご自身のことです。そのイエス様が上げられるとは、後に十字架につけられるということを意味してるんですね。

 昔、旗竿につけられた青銅の蛇を仰ぎ見た人が生きたように、十字架につけられたイエス様を仰ぎ見る者は生きる、救われると語られているんです。十字架につけられたイエス様と私たちと間に何の関係もないように見えますよね。でも聖書は、イエス様を仰ぎ見て信じるならば救われる、信じる者は救われるのだ、とはっきりと約束されたんです。人は救い主イエス・キリスト信じることによって新しく生まれ、神の国に入ることができる。聖書が教えるそれが救いの道です。自分の力ではなく神様ご自身の働きによるのです。

     (PBA制作「世の光」2018.10.26放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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