♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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「世の光」を文字で 

■柔和な者は幸いです 2 / 関根弘興

2018年06月08日 | Weblog
2018/5/4放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。
 新約聖書の福音書の中に、イエス・キリストがガリラヤ湖を見渡す小高い丘の上で人々にお語りになった山上の説教と呼ばれているものがあります。その中でイエス様は、本当に幸いな人とはどのような人かということを教えてくださいました。前回、幸いの三番目のことばを紹介しましたね。
 それは、
 「柔和な者は幸いです。その人たちは地を受け継ぐからです。」(マタイの福音書5章5節 新改訳2017)
 ということばでした。
 
 この柔和とは、神様に信頼し、神様から教えられ、あらゆる面で神様の愛と恵みの支配を喜んで受け入れる、そんな謙遜の姿だということを前回学びました。

 それでは柔和な者がどうして幸いなのでしょう。それは「地を受け継ぐからです。」とイエス様が言われたからです。

 「地を受け継ぐ」とはどのような意味でしょうか。これは柔和な人は地上のどこかの土地を自分の名義にするという意味ではありません。地上の誰よりもまさって柔和であったと言われるあの旧約聖書に登場するモーセも、ほんのわずかな土地さえ相続することはありませんでした。彼は約束の地に入る前に天に召されたんですねえ。それではイエス・キリストはまことの柔和なお方ですね。イエス様ご自身もこの地上のどこかの土地の名義人になることはありませんでした。世界中の法務局に行って調べてみてもイエス・キリスト名義の土地などはありません。

 地を受け継ぐとは一体どういうことなのでしょう。それはこの地上で自分の居場所が備えられていくということなんです。私は神様によってこの場所に遣わされ、ここで生かされている。私がここにいることには意味があるのだ。私はここに居ていいのだ、と告白できるものとされていくということなんです。

 ある人は、私なんて生きている価値が無い。私の居場所が無い。そういう風に感じている人はたくさんいるんですね。でも神様を信頼し、神様の愛と恵みの中に生かされていく、そんな謙遜さを持って生きていくとき、神様が一人ひとりに自分らしく生きる場所を人生に意味と目的とを持って生きる道を備えてくださる、と約束されているんです。

 そしてこの地上の生涯はいつかは終わりますね。私たちが今いる場所は仮の住まいです。しかしこの地上での生涯が閉じた後には、永遠の天の御国を受け継ぐ者とされているのです。だから、柔和な者は幸いなのですね。
               
  (PBA制作「世の光」2018.5.4放送でのお話しより)

***

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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