♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して66年の
「世の光」を文字で 

■心の渇き /関根弘興

2019年02月08日 | Weblog
2019/1/4放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。
 今日は新約聖書ヨハネの福音書4章に記されていることですが、イエス・キリストがサマリアのスカルという町にある井戸の傍らに腰を下ろしておられた時のことでした。一人の女性が昼の12時頃に水を汲みに来たのです。普通、暑い昼間に水を汲みに来たりはしません。でもこの女性はわざわざ人気のない時間を見計らって人目を避けるかのように水を汲みに来たんですね。イエス様はその女性に「水を飲ませください」と話し掛けられました。当時歴史的な背景があってユダヤ人がサマリヤ人に声をかけることはありませんでした。ですからこの女性は大変驚いて「どうしてサマリアの女性に飲み水をお求めになるんですか?」と言ったんです。するとイエス様は不思議なことを言われました。
 「わたしが与える水を飲む人は、いつまでも決して渇くことがありません。わたしが与える水は、その人の内で泉となり、永遠のいのちへの水が湧き出ます。
           (ヨハネの福音書4章14節 新改訳2017)
 こう言ったんですね。今さっき「水をください」と頼んできた方が今度は渇くことのない水を与えるというのですから、この女性はイエス様の言っていることを理解することができませんでした。イエス様はすぐに渇いてしまうこの井戸の水のようなものではなく渇くことのないいのちの水をあなたの内側から湧き出させてくださると言われたのです。女性がけげんな顔をしていると、イエス様は突然この女性に、「行ってあなたの夫をここに呼んできなさい」と言われました。この女性にとっての一番の問題、悩みの核心は、何度も結婚と離婚を繰り返し、今は夫でない男性と同棲しているという人間関係の深い問題でした。人々からふしだらな女だと批判され、自分自身ではどうすることもできない無力感を感じながら生きていたのでしょう。このことは彼女にとっての最大の心の渇きでした。彼女はようやくこの目の前にいるお方は私の問題を知っておられる。それならば、その問題の解決方法も知っておられるのではないだろうか。この方が与える水とは私の心の渇きを癒す水のことではないだろうか。そう少しずつ分かってきたんです。

 イエス・キリストとの出会いというのは私たちに自分の中にある問題を自覚させイエス様にその解決を求めるようになっていくそのような出会いとなっていくんですねえ。

     (PBA制作「世の光」2019.1.4放送でのお話しより)

***

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
« ■十戒 -自由への励まし90- ... | トップ | ■ミディアンの地での神のこと... »