♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■神さまって何?・・・私の道 / 黒木昭江

2025年02月01日 | Weblog

2024/09/21放送

 「世の光」の時間です。今週は、名古屋市の富田キリスト教会・金山キリスト教会の牧師、黒木昭江がお届けしています。

 今週は、目には見えない神様がいったいどんな方であるのか、そのことをお話ししてきました。
 神様は目には見えません。でも聖書は、見えない神が見える存在として現れた、それがイエス・キリストだと言います。そしてイエス・キリストは、ご自分がどのような神であるかを具体的な物に例えて説明されました。
 今週は、そのイエス・キリストのことばをご一緒に聞いてきましたが、今日土曜日はヨハネの福音書14章6節 「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです」ということばを取り上げます。
  
 神とは人が到達すべき真理へ至る道である、とキリストはおっしゃいました。
 私たちの人生には山もあれば谷もあります。神はそこに来られて、ご自分がトンネルとなりまた橋となって、私たちにここを通って歩みなさいと語りかけてくださるのです。そこを通れば私たちは人生に必要な真理を見出します。

 19世紀の話です。ルー・ウォレスという政治家がいました。彼は大のキリスト教嫌いで、友だちを集めてこう宣言しました。「私はキリスト教がいかにデタラメな宗教であるかを証明してみせよう」。
 そして多くの資料を集め、聖書を読み、全力を注いで『キリスト教撲滅論』を書き始めました。ところがその作業を進めるうち、彼はキリストの救いが自分にどうしても必要であることに目が開かれていったのです。
 そしてとうとう跪(ひざまづ)いて祈りました。その後彼は『キリスト教撲滅論』を書くのをやめて、新たな作品のために筆を執りました。
 それこそが後に映画化されて大ヒットとなった作品『ベン・ハー』です。この作品は、キリストが生きた時代が舞台で、試練に見舞われる主人公が、やがてキリストこそが神であることに気付いていく物語で、まさにウォレス自身をモデルにしたといっても良い作品でした。

 神は道です。私たちが歩むべき道です。その道を通って私たちは人生で最も重要な真理に出会います。

 明日は日曜日です。ぜひお近くの教会へいらしてみてください。


 ( PBA制作「世の光」 2024.9.21放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 


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