♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■御霊の実は、愛、喜び、平安 / 福井 誠

2021年12月10日 | Weblog

2021/6/25放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、福井誠です。今日も聖書を開いてまいりましょう。今日はガラテヤ人への手紙5章22節から「御霊の実は、愛、喜び、平安」と題してメッセージをお伝えいたします。

 「御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です。このようなものに反対する律法はありません。」

 パウロは言いますねえ、何かを行うことによって救われる、神の祝福を受ける、という考え方はやめなさい、と。もしそんな考え方を大事にするなら、どんな小さな戒めも徹底して守るべきだが、実際問題、神の前に完璧であるなどできない相談だ、と言います。
 むしろ、救いの恵みに預かるためにはキリストにある罪の赦しから離れず、そこにしっかりと立ち続けるべきだ、と言います。そして続けます。  
 もちろん、律法よりもキリストの十字架が大事といっても律法はもう全く関係がないというわけではない、と。つまり、律法から解放されたといっても、それは放縦を許しているわけではない。自由と放縦は違うのだ、と言います。

 そこで、内側の肉なる欲望つまり悪い性質に気をつけて、私たちの生活を聖霊が支配するように求めて歩みなさい、と言います。そしてもし本当にあなたが、聖霊の支配を求めて歩むようになるなら、三つの点で変化が生じるでしょう、と言います。

 まずは、神に対する愛と喜びが生まれ、神とともにある平安が与えられます。また人に対して寛容、親切、善意の心が育ちます。さらに、自分に対しても誠実となり、自分を受け入れ、自制することができるようになる、と言います。

 大切なのは、キリストを信じる信仰を持ったなら、それが育つことを意識することでしょう。キリスト教信仰を持って終りという、中途半端なキリスト者になってはいけません。パウロは、信仰によって私たちの生活に豊かな品性が身につくことを語っているのです。自分で自分を良い人に見せようとしなくても、聖霊の支配を意識して生きていたら、自然に神の人として成長する人生を歩むことになります。

 では今日も、良き一日となるように祈ります。

    ( PBA制作「世の光」 2021.6.25放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 


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