2020/6/20放送
世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。
私はとても心配症です。想定外のことがあると、もうだめだ、と思ってしまうのです。そして後になって、「恐れないでただ信じなさい」というイエス・キリストのことばを思い出すことがあります。そのとき、私は自分が神を忘れて恐れに心が支配されていたことに気づかされます。今日は「恐れないでただ信じなさい。そうすれば娘は救われます。」とイエス・キリストが語られた時の出来事についてお話しします。
会堂の責任者であったヤイロは町の有力者でした。会堂では安息日ごとに礼拝がささげられます。ヤイロはその責任を担っていました。そんな彼の12歳になる娘が死にそうになったのです。イエスが町に来られたことを知ったヤイロはイエスの所に行き、足元にひれ伏して「自分の家に来てください」と懇願しました。イエスはヤイロと家に向かいました。
ところが群衆が押し寄せて来てなかなか前に進めません。そのうちイエスは立ちどまってしまわれました。そして一人の女性に語りかけられたのです。その女性は12年間、病気で苦しんでいました。彼女は後からこっそりイエスの着物の房を触りました。すると彼女は病気が治ったのです。その彼女にイエスは、「娘よ、あなたの信仰があなたを救ったのです。安心して行きなさい。」(マルコ5:34 、ルカ 8:48 )と言われたのでした。
その時です。ヤイロの家の使いの者がやってきて、ヤイロに「娘さんが亡くなられました」と言ったのです。そのことばを聞いたイエスが答えて言いました。「恐れないでただ信じなさい。そうすれば、娘は救われます。」 (参照 マルコ5:36 、ルカ 8:50 ) そしてイエスは家に入り、少女の手をとって「子よ、起きなさい。」(参照マルコ5:41、ルカ 8:54 ) と叫ばれました。すると死んでいた少女に霊が戻り、少女は起き上がりました。
イエスに手遅れということはありません。イエスは私たちにも「恐れないで、わたしを信じなさい」と言っておられます。
( PBA制作「世の光」 2020.6.20放送でのお話より )
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