♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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「世の光」を文字で 

■ サドカイ人とは / 関根弘興

2020年01月10日 | Weblog
2020/1/3放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。
 イエス様は地上の最後の一週間をエルサレムで過ごされました。その一週間の間に起こった様々な出来事を何回かに分けて見ています。

 さて、サドカイ人たちがイエス様に神学論争を仕掛けてきた時のことを今日はお話をしましょう。

 サドカイ人とはユダヤ教の一派であるサドカイ派に属する人々です。彼らはエルサレムの神殿を管理運営する祭司の家系に連なっており、宗教上の最高位である大祭司は彼らの中から選ばれていました。またサンヒドリンと呼ばれるユダヤの最高議会の議員の大半はサドカイ人たちでした。ですからこのサドカイ人は宗教的にも政治的にも力を持っており、経済的にも裕福な上流階級に属していました。そしてサドカイ人は聖書の中の最初の五つの書 - 創世記、出エジプト記、レビ記、民数記、申命記 ・・・ これはモーセが編纂したといわれる「モーセの五書」と呼ばれていますが、彼らはこのモーセの五書だけを権威ある神のことばとして受け入れ、それ以外の書を軽視していました。そしてモーセの五書には復活のことは何も教えられていない、だから復活や死後のいのちなどはない、と考えていたのです。

  ところがイエス様は「わたしはよみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は死んでも生きるのです。」(ヨハネの福音書11章25節)と言われましたよね。また「わたしの父のみこころは、子を見て - イエス・キリストを見て - 信じる者がみな永遠のいのちを持ち、わたしがその人を終わりの日によみがえらせることなのです。」(ヨハネの福音書6章40節)とも言われ、復活があることを教えられました。

 ですからサドカイ人たちにしてみれば面白くないわけです。しかもイエス様は神殿のあり方や彼らの偽善的な姿を厳しく批判なさっていましたから、イエスをこのまま放っておくと自分たちがこれまで築いてきた秩序や権力が崩されてしまう、という思いもあったのです。しかしサドカイ人たちが言っているようにもし復活も死後のいのちもないなら、永遠の希望を持つことなど決してできませんね。

  しかしイエス様は「わたしはよみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は死んでも生きるのです。」とはっきりと宣言され、死んでもなお朽ちることのないいのちをイエス・キリストは与える事ができるお方だと約束されているんです。

     (PBA制作「世の光」2020.1.3放送でのお話しより)

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  さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。