♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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■ ルカの福音書5 -故郷へ伝えたい / 大嶋重徳

2020年01月09日 | Weblog
2020/1/2放送

世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか。大嶋重徳です。
今年もルカの福音書をご一緒に読んで行きたいと思います。今日からしばらくルカ福音書を記したルカのことを知りたいと思います。

 聖書の中でルカの名前が出てくるのはたった3回です。イエス様の弟子でもありませんでした。使徒パウロとともに伝道の歩みをしていた人物がルカです。ルカとはラテン語の名前でギリシャ人の名前です。どこで生まれてどこで信仰を持ってどういう生涯を歩いた人かということについてルカ自身がルカ福音書で語りません。しかしルカの事が記されている一つ目は「愛する医者ルカ」と記されて、パウロに愛された弟子の一人でした。さらに二つ目、「私の同労者ルカからもよろしく」と記されています。伝道者パウロが同労者と呼ぶ信頼していた一人であったことがわかります。しかし実は名前が出できませんが、これはルカではないかと思われる箇所が聖書の中にあります。

 アジアでみことばを語ることを聖霊によって禁じられたパウロ一行が、トロアスという港までやってきます。このアジアとは今でいうトルコあたりです。この地域の宣教ができないということとなり、判断としてはここで折り返して帰るということも考えられました。しかしそこでパウロは幻を見ます。一人のマケドニア人が立って、「マケドニアに渡ってきて私たちを助けてください!」とパウロに懇願するのです。マケドニアとは今のギリシャの北の地方です。「ぜひ私たちを助けて欲しい。船に乗ってアジアからヨーロッパへと来て欲しい。」と訴えたのです。

 パウロはこの幻を見て、直ちに船に乗り、神が私たちを招いて彼らに福音を宣べさせるのだと確信したのです。そして、このマケドニア人の幻こそ実はルカ自身のことではないか、と言われています。ルカがギリシャ人であったこと、それはルカ福音書が美しいギリシャ語で記されていることからもわかっています。医者ルカはどこかの場所でパウロ一行の伝える福音を聞いたのです。そうして、私の故郷に来て伝道してください、とパウロ牧師に言わずにおれなかったのではないかと思います。

 私たちにも故郷があります。故郷、それは大切な家族がいます。私たちもラジオを聴きながら、ああこの言葉はあの家族に聞かせたいという思いになることがあります。自分が元気が出たこの聖書のことばをあの息子にも聞かせる事ができたら、あの子も元気になるのではないか、と思う。おそらくルカもそのような思いになったのでしょう。世の光の番組宛に感動と喜びを届けてくださるそのお葉書は私もまた読んで感動します。皆さんが今、このラジオの番組を知らせたいと思う人がいるでしょうか。ぜひあなたから伝えて欲しいと思います。

    ( PBA制作「世の光」2020.1.2放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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