♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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「世の光」を文字で 

■十戒 -自由への励まし102 / 大嶋重徳

2019年05月02日 | Weblog
2019/3/28放送

世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか。大嶋重徳です。聖書には十戒と呼ばれる神と人との間に結ばれた約束があります。 十戒を始めとした聖書のことばは人間を縛りつけるものではなく自由へと導くためのことばなのです。十戒第八戒には、「盗んではならない。」(出エジプト記20章15節、申命記5章19節)とあります。では第八戒が語る「盗んではならない。」という戒めは、どのような自由への道しるべを指し示しているでしょうか。

 今朝が第八戒の最後となります。「盗んではならない。」という戒めについて考えてきました。私はある時、私を苦しめてきた罪の告白を牧師に聞いてもらったことがあります。するとその牧師は、「私に話したからといって、私がどう思うだろうかという思いに支配されてはいけません。私は守秘義務を守りますし、お聞きしたことを心に留めて祈ることはあったとしても、これから先、あなたとの間で私から話題にすることはありません。」と仰ったのです。このことは第八戒を忠実に守る牧師の行動です。これは罪の告白が神との間でなされたものなのであり、更に人を支配し支配される関係への懸念の強い牧師の自覚に感動した経験でした。何が盗むことになるのか、盗まないことになるのか、をよくよく考えるのです。この時代は考えることを奪いに来ます。大切なことは誰か偉い人が考えてくれるからと難しいことを避けさせようと促してきます。しかし思考停止にさせられやすい出来事にこそ最も考え抜かないといけない事柄があるはずです。教会とは聖書を読みながら、イエス様だったらどのようにお考えになるだろうか、ときちんとこういうことを考える場所なのです。何が本当の答えなのか、難しいテーマがあります。そういうことをきちんと考え、みなで心を合わせて祈り、わかち合うのです。私たちは考え続ける者でいたいと思います。そして先に考え続けてきた人から謙虚に学び、教えられやすい人でいることです。事柄は絶えずいつも複雑ですし、本質は隠され続けようとします。しかしこの国に生まれ、この時代に生きる使命を神様から託されています。誰かが誰かに誘拐され支配されることがないようにしないといけません。そして愚かであっても考え続けてきたことを小さくとも態度表明しようと思います。私たちが一番してはならないのは、態度を決めることを放棄し告白を放棄することです。そのようにして第八戒と共に考え続けることを諦めずにして行きたいと願います。
    ( PBA制作「世の光」2019.3.28放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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