♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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「世の光」を文字で 

■十戒 -自由への励まし 57 / 大嶋重徳

2018年06月07日 | Weblog
2018/5/3放送

世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 大嶋重徳です。
 聖書には十戒と呼ばれる神と人との間に結ばれた約束があります。十戒を始めとした聖書のことばは人間を縛りつけるものではなく、自由へと導くためのことばなのです。

 十戒第五戒には、「あなたの父と母を敬え。」(出エジプト記20章12節 新改訳2017)とあります。第五戒は、父と母を敬う目的は、「あなたの神、主の与えようとされている地で、あなたの齢が長くなるためである。」と記しています。

 このことは単に長生きすることを越えています。主の与えようとされる地で長く生きるとは信仰を継承する信仰共同体の形成がされていくことを意味しているのです。信仰が次の世代に継承されていく恵みを見続けることができるのだとしたら、それはどれほど大きな喜びとなるでしょうか。

 更に十戒第四戒において安息日を守ること、それは自分だけではなく自分の家族、しもべ、もろもろの家畜もこの日を守るようにと命じていました。救い主を得た者たちは自分に繋がる家族知人もこの礼拝の恵みに生きる事を本気で願い、礼拝に招き、伝道する生き方と必ずなっていきます。

 更に第五戒は、教会において教会に委ねられた子どもたちの育成を私たちの主の与えられた地で長く信仰が継承されていく責任と使命を私たちに自覚するようにと促しています。そのためには敬われ易い大人となっていく必要が同時に大人の側にあります。大人として青年たちに尊敬されやすく接しているだろうか、ということをも第五戒は私たちに問いかけてきます。

 私の母は信仰を持ち、クリスチャンではない夫と結婚し、私を含めて3人の子どもが与えられました。京都の田舎で祖父母同居の中、信仰を持って生きることは大変な事です。しかしこの信仰をどうしても子どもたちに伝えていきたいと必死になって教会に連れてってくれました。母の信仰は一代目クリスチャン特有のがむしゃらでグイグイ押して来る信仰でしたので、私たち子どもは何度も嫌気をさしたことがありました。しかし母はその信仰継承を諦めませんでした。そのためにどれほど祈りを主に捧げてきたことだろうかと思います。姉も妹もクリスチャンホームを築き、母の孫たちも今は教会に通っています。そして先日、父もまた信仰告白をしました。母は、こんな幸せなことがあるだろうか、と泣きながら言いました。

 父と母を敬うその家族の形成は、大きな大きな祝福に満ちているのです。

   ( PBA制作「世の光」2018.5.3放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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