♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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「世の光」を文字で 

■完了した / 福井 誠

2018年02月07日 | Weblog
2018/1/3放送


世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「完了した」です。ヨハネの福音書19章30節を読んでみましょう。
 「イエスは、酸いぶどう酒を受けられると、「完了した。」と言われた。そして、頭を垂れて、霊をお渡しになった。

 イエスが十字架上で最後に語られたことばは「完了した。」でした。つまり、神に与えられた任務をすべて終了した、と言っています。イエスの任務は、全人類の罪を十字架上で贖うこと。つまり全人類に向けられた神の呪いと怒りを全人類の身代わりとなって一身に受けてこれを帳消しにすることでした。実にイエスの十字架の苦しみは私たちの罪が赦されるため、私たちの罪が赦されて神との平和を得るため、いやもっと積極的に神の祝福を得るためであった、と言えるでしょうね。

 パウロは、「神は、罪を知らない方を、私たちの代わりに罪とされました。それは、私たちが、この方にあって、神の義となるためです。」(2コリント 5:21)と言いました。イエスの尊い犠牲が捧げられることによって神の救いのわざは完成されたのです。興味深いことに、「完了した。」と言われる前に、イエスは酸いぶどう酒を受けておられます。そこで最後の晩餐の場面を思い出していただきたいのです。イエスが弟子たちと過ぎ越しの祭りを祝いました時、イエスはぶどう酒を交わしています。しかし旧約の規定によれば、過ぎ越しの祭りに使われるのは苦菜、種なしパン、子羊の肉で、ぶどう酒はありません。つまり、イエスの時代の過ぎ越しの祭りにはぶどう酒が加えられるようになったということです。しかもそのぶどう酒は、聖別の杯、感謝の杯、贖いの杯、完了の杯と、4回繰り返して交わされたようです。そういう意味では、聖書もイエスが聖別と感謝の二回の杯を交わしたことを記録しています。しかし、3回目の贖いと完了の杯は交わしていませんね。けれどもイエスの十字架での血潮がまさに3回目の贖いの杯、そして最後の酸いぶどう酒が4回目の完了の杯と重なるようで、何か当時の習慣に興味深い意味を持たせているようにも思われる点です。ことの真偽は分りませんけれど、イエスは「完了した」と言われました。あなたの救いは完了したのだ。あなたは完全な救いを得たのだ、と語っていることを心に深く留めていきたいところですね。

(PBA制作「世の光」2018.1.3放送でのお話より )

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