♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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「世の光」を文字で 

■十戒 - 自由への励まし 40 / 大嶋重徳

2018年02月01日 | Weblog
2017/12/7放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 大嶋重徳です。

 聖書には十戒と呼ばれる神と人との間に結ばれた約束があります。十戒を始めとした聖書のことばは人間を縛りつけるものではなく自由へと導くためのことばなのです。十戒の第四戒の「安息日を覚えて、これを聖なる日とせよ。」(出エジプト記 20章8節)と語られた神様は休みをとられる神様でもありました。

 休む神様と出会った私たちは、自分の身の周りの人たちと休む文化を作り出すことへと召されているのです。つまり、きちんと休むことをもってきちんと休める世界にする、という使命を帯びているのです。

 ニュースでは痛ましい過労死の事件が聞こえてきます。家族の誰かが過労死で亡くなった時、どれだけ残された家族の心は辛く苦しいでしょうか。自分があの時、もう今日は休めばいいよ、となんで言ってあげられなかったんだろうか。自分の学費のためにお父さんは働き過ぎたんだ、と自分を責めてしまうでしょう。クリスチャンであっても神様の働きだと言って、休みをとらず家族を顧みない、ということもあり得ます。もちろんその真剣さと共に、家族が安心できない仕事の仕方をしているのであれば、自分の仕事を省みる必要があるのではないでしょうか。

 私の職場は毎年秋に全国主事会という集まりがあります。その最終日の土曜日に、子どもの運動会が入ってしまったことがありました。すると、その時の上司がした判断は、「会議を先に抜けていいから運動会に出てあげてください。」と言うものでした。「子どもの運動会に出られるのは人生の中で限られた時間ですよ。他の主事でも変わることができる仕事はあっても、夫であること父親であることは誰も変わることができませんから。」 そう言って同僚たちは運動会に私を送り出してくれました。

 神様が休む神様だからこそ聖書のことばに聞き従う人たちは世界をリードして休みを選び取る必要があります。休みにくい職場であっても、自分が休むことで誰かの模範になることができます。ああ家族のために休んでいいんだと。あるいは上司であるならば率先して休みを取りやすい職場にしていくことも大切でしょう。身体を壊してしまう職場にとどまることよりも、仕事を勇気をもって辞めることだってだらしが無いことではありません。神様が与えられた肉体を休ませ、治療にあたることは十戒第四戒の神様のことばに従った行動となるのです。休むことに罪悪感を感じさせる社会の中にあって、大胆に休むこと。これは休みをとられる神様から与えられたプレゼントなのです。

   ( PBA制作「世の光」2017.12.7放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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