♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■人生の時(13) <伐(き)れない斧>

2008年06月28日 | Weblog

 世の光の時間です。 いかがお過ごしですか? 原田憲夫です。

 旧約聖書伝道者の書10章10節という所に、こんなことばがあります。

 「もし斧が鈍くなったとき、その刃をとがないと、もっと力がいる。

 この斧を使う人は、目の前の結果にとらわれ、とにかく早くたくさん木を切ることだけを考えます。ところが刃が傷み、切れ味が鈍くなっていることにはまったく気がつかない。そのためにますます力を使う。そして遂にくたびれ果ててしまう。これと似た経験をお持ちの方は多いんじゃないでしょうか。つまり自分自身を省みることを忘れて、気がついた時には身も心もぼろぼろになっている。実は忙しい毎日を送る人ほど本当は自分自身を労わり、研ぐ時間が必要なんです。この傷んだ斧の手入れはどこでしたらいいんでしょう。

 今どき宗教なんて、といった声を耳にします。その声とは裏腹に、多くの人がカルトや占いに群がる現実があります。また音楽や絵画あるいは植物や小さな動物がその傷んだ斧を労わってくれることもあります。確かに人々はみな傷んだ斧の手入れを必要としているんです。

 先ほどの伝道者の書にはこういうことばが続きます。

もし斧が鈍くなったとき、その刃をとがないと、もっと力がいる。
 しかし知恵は人を成功させるのに益になる。


 この知恵とは万物の創造主である神の知恵のことです。 これは神のことばである聖書、と言えるでしょう。 この神のことばは傷んだ斧を研ぐことができます。 傷ついた私をよく調べ、よく整えてくださるのです。

 旧約聖書詩篇66篇10節のことばです。

 「神よ。まことに、あなたは私たちを調べ、銀を精錬するように、私たちを練られました。

 現代の忙しさの中で、自分自身を省みることもなく働き、疲れ切って身も心もぼろぼろになっている私たちだからこそ神のことばを聞くことが必要ではないでしょうか。 あなたもこの機会に聖書を手にとって神のことばを聞いてみてください。

 ( PBA制作「世の光」2008.6.28放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として http://yonohikari.biblical.jp 
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