♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■満足する心の幸い

2008年06月27日 | Weblog

  世の光の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。

 もう少しお金があったらなあ、って思うことはありませんか? 懐の寂しさが身に沁みる時ってありますよねえ。金銭の銭という字は「ぜに」とも読みますね。その字は、古くは金(かね)へんに戈(ほこ)という字を二つ書いた字です。この戈(ほこ)は両刃の剣に長い柄をつけた武器。使いようによっては自分も他の人も傷つけてしまうものです。一つの戈(ほこ)でも危険なのに、銭という字には二つもついているんですねえ。

 さて聖書には、「金銭を愛することが、あらゆる悪の根だからです。」(テモテへの手紙第一 6章10節)とあります。金銭のことが心の中心になり、それに囚われることを、「金銭を愛する」と表現していますね。もちろんお金は必要なものです。でも金銭ばかり自分の利益ばかりを追い求めてしまうことこそあらゆる悪の根だと聖書は言うのです。あなたはいかがでしょうか。

 またこうあります。「金銭を愛する生活をしてはいけません。いま持っているもので満足しなさい。主ご自身がこう言われるのです。『わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない。』」(ヘブル人への手紙 13章5節)と。今持っているもので満足する心、感謝する心を私たちは決して忘れてはならないのです。その秘訣は、すべてを創造された全知全能の神様があなたを決して見放さない・見捨てない、という事実に気がつくことだと聖書は語っています。

 私は貧しい牧師家庭で育ちましたが、貧しさを意識することはあまり多くはありませんでした。それよりも笑いの絶えない明るい、そして仲の良い家庭でした。今でもそうです。聖書にもこんなことばがあります。「一切れのかわいたパンがあって、平和であるのは、ごちそうと争いに満ちた家にまさる。」(箴言 17章1節)と。確かにそんな家庭だったなあと感謝しています。

 神様の愛に満たされ、神様が与えてくださっている一つ一つを感謝して受け取り、満足して生きる生き方があるのですねえ。

 あなたも金銭だけを追い求めるのではなく、本物の愛を求めてみませんか? あなたの心が変わる時、あなたの人生が変わるのです。

 また聴いてください。

 (PBA制作「世の光」2008.6.27放送でのお話しより)

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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