高校野球の練習風景

　昨日のニュースで、夏の甲子園も中止と伝えられました。
　そうなるであろうことは数日前から記事になっていたので、その点での驚きはないけれど、練習風景が映ったときには驚きもありました。

　普通に練習をしていたから。マスクはしてないですし。中止を伝える監督の話を聞くときにも、監督も選手もマスクなし。
　その後、別の学校でマスク着用もありました。

　NHKニュース7とNEWS23。取材先は複数ありましたが、共通していたのは明徳義塾。
　高知県はCOVID-19の感染が少なかったように思うし、部活制限とかないのかな?
　
　どちらのニュースでも残念であることを伝えていたけれど、インターハイが中止になった時点で、野球も中止とならざるを得ないようにも思いました。

　でも、そこは高野連と高体連の違いというのがあるのでしょう。
　
　インターハイが始まったのは1963年から。新潟開催。
　陸上競技に関しては1948年から全国大会を実施していたけれど、全国高校総体＝インターハイとなったのは、1963年から。おそらく他の競技でも、それ以前から全国大会はやっていたのではないかと思われます。

　1948年からというのは、学制の切り替わりと関係していると思います。
　
　一方、甲子園に関しては、旧制中学時代からの全国中等学校優勝野球大会からの歴史をカウントしているので、第1回は1915年。
　
　そういう違いもあって、高野連と高体連は全くの別組織になっていますし、報道の扱いも野球だけは別格。

　そのあたりのことはあまり説明されないように思いますが、世間一般、インターハイと甲子園は全く別のものと認識されているでしょうし、それはそれでいい?
　
　だからなのか、インターハイ中止の時より、扱いが大きかったと思います。