人事はすべて適材適所、献金受けなきゃ問題なし

　昨日のNEWS23でやっていた、安倍総理と石破氏の討論。

　佐川氏の国税庁長官というのは、問題あったのではないかと聞かれて、安倍総理は「人事はすべて適材適所」と強調してました。
　しかし、国民からは文書改ざんを指示するような人がどうして国税庁長官になれるんだという声が出ているんだが、という質問に対する答えにはなっていないと思いました。
　佐川氏に限らず、すべて適材適所だというのだから、辞任した大臣や事務次官とか全部適材適所だとすると、言葉の意味がわからなくなってしまいます。

　同じことで、加計学園のことや森友学園のことでも、問題になった人たちから献金は受けていないんだから、何ら問題ないという説明も、不思議でした。
　政治献金のことなど、何も聞いていないのに…。

　各国首脳との会談も多い総理ですが、どうやって言葉のやりとりをしているのでしょう?
　通訳の方がすべて意訳をしている?

　星浩さんは、けっこう鋭い質問をしていたと思いますが、それに真っ直ぐ答えることはほとんどなかったようにも思いました。