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(7日の選挙)指宿市長に豊留氏初当選

2010-02-14 05:51:55 | Weblog
(7日の選挙)指宿市長に豊留氏初当選 2010年02月09日 朝日
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001002080001
 7日に投開票された指宿市長選は、元小学校長の豊留悦男氏(59)が無所属新顔4人の争いを制し、初当選した。豊留氏は「責任の重さを感じている。今後4年、市をどう発展させていくか、頭を巡らせている」と語り、市の新たなかじ取り役としての意欲を見せた。当日有権者数は3万7493人。投票率は75・60%で、前回(79・67%)を下回った。
 4期16年務めた田原迫要市長の勇退を受け、新顔同士の激戦を制したのは立候補表明が最も遅かった豊留氏だった。
 当選翌日の8日、当選証書を受け取った豊留氏は「私を支援してくださった方々は『市が新しく変わるのではないか』という期待をしてくれていると感じている。初心を忘れず、公約を果たしていきたい」と振り返った。
 次点の前県議松元一広氏に2772票差をつけての快勝。「予想以上の得票に驚いている。だが、支持を得られなかった約1万8千人の有権者の声も謙虚に受けとめ、市政運営をしていかなければならない」と述べた。
 最優先課題に掲げたのが、市の基幹産業である農林水産業の振興と観光の活性化。
 1次産業の振興について「農林水産業と、山川地区を中心とする水産加工業の発展なくして市が豊かになることはない。魅力ある職業として後継者が育つような環境整備に取り組みたい」。観光面では「篤姫ブーム以降減少している観光客をどう呼び込むか。来春の九州新幹線全線開業も見据え『魅力ある観光地づくりとおもてなしの心』を指宿ブランドに育て、リピーター獲得に力を入れる」と話した。
 元教員だけに教育分野への思いも強い。「少子化が進む中、子どもたちにとってどんな教育環境が良いのか。全国の先進例となるよう、さまざまな取り組みを進めたい」と意欲を示した。
 今月末で運航中止見通しの山川―根占フェリー問題ではさっそく手腕が問われる。「現実を踏まえた上で、岩崎グループとひざを突きあわせ、検討すべきだ。指宿市と南大隅町の関係2市町と岩崎グループ双方がプラスになるような形はどこにあるのか、落としどころを探っていきたい」と話した。
 指宿市長選の開票作業中、市選管が投票者数の集計ミスがあったとして、投票結果の確定発表から約3時間後に投票者数と投票率を一部訂正した。市選管によると、パソコンソフトの設定ミスで40票分が入力されていなかった。
◆鹿児島県指宿市 市長選挙結果
当 10088 豊留悦男 59 男 無新 無職
  7316 松元一広 41 男 無新 歯科医師、元県議
  6544 東伸行 59 男 無新 会社役員、元市議
  3858 徳永勝憲 62 男 無新 社会福祉法人理事長



 鹿児島県指宿市は、鹿児島県薩摩半島の南端の指宿温泉で有名な2006年1月に旧指宿市と山川町・開聞町が合併して誕生した人口4.4万人の市で、市長選は旧指宿市時代から市長を務めていた田原迫要氏が勇退したため、41歳で元県議&歯科医師の松元一広氏、元市議で会社役員の東伸行氏、社会福祉法人理事長の徳永勝憲氏、及び元校長の豊留悦男氏の4新人による争いとなりましたが、
 「必ず、指宿に新たな風を起こしてみせる。指宿を自慢できる古里にするため、頑張ります」と訴えた豊留悦男氏が10088票を獲得し、
 「現市政の良いところを引き継ぎ、さらに上乗せしたい。農林水産業、商工業、観光がしっかりと融合したふるさとを作るため、懸命に頑張る」と訴え田原迫要市長や自民県議や県歯科医会なども支援に回り7316票を獲得した松元一広氏
 4年前の1市2町合併について「不満がうっ積している」と指摘すると共に「3地区力を合わせ、農業、水産業の振興を図る」と「均衡ある発展」を訴え、また小学校入学までの医療費無料化などを公約として均衡ある発展を訴え6544票を獲得したた東伸行氏
 「地方分権の中で、お金をどう生かすかが地域浮揚のカギ」と市長選びの重要性をアピール。農業や観光の振興を訴え「子どもたちが残れる、残りたい街にしたい」と訴え3858票を獲得した徳永勝憲氏  を破り見事初当選を決めました。
 正直他の候補よりも一回り以上若く現職の田原迫要市長も応援に回った松元一広氏が有利に選挙戦を展開するのではないかと予測していたのですが、市民は校長職をなげうって退路を断った豊留悦男氏を選択。
 新市長となる豊留悦男氏の市政運営に大いに期待したいと思います。


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