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(18日の選挙戦)朝倉市長に森田氏

2010-04-26 05:54:54 | Weblog
(18日の選挙戦)朝倉市長に森田氏 2010年04月19日 朝日
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001004190008
■新顔2氏破り初当選
 朝倉市長選と市議補選(被選挙数2)が18日、投開票された。無所属新顔による三つどもえの戦いとなった市長選は、前県議の森田俊介氏(57)が、前市議の実藤輝夫氏(62)と前副市長の井上隆昭氏(63)を破り、初当選した。当日有権者数は4万7371人、投票率は65・78%だった。
 県議をはじめ議員生活27年の森田氏は「議員生活の集大成として、地域に対する恩返しの時。地方分権や地域主権が叫ばれるなか、朝倉の新しい形をつくりたい」と訴えて立候補した。
 親と子と孫が一緒に暮らすまちを大きなテーマに掲げ、最初に手がける施策として就学前児童の医療費の無料化と小学6年生までの一部助成を打ち出した点が有権者の支持を集めた。
 基幹産業の農業では、特産の果樹を中心にしたブランド化を提唱。農業部門との連携を軸にした起業を積極的に支援することで、地域独自の振興策につながると説いた。
 実藤氏は、しがらみのない大胆な改革ができるのは自分だけと強調。「このままでは赤字再建団体になる」と行財政改革の必要性を唱え、市長給与の30%カットなどを打ち出したが、及ばなかった。
 塚本勝人市長から後継に指名された井上氏は、農林水産省官僚としての経験や国との太いパイプを強調。NHK大河ドラマの誘致など、元気なまちづくりを説いたが、支持を広げられなかった。
 無所属新顔の4人が立った市議補選も、新しい議員が決まった。
◇福岡県朝倉市 市長選挙結果
 森田俊介氏(57)=無新、前県議、初当選。前市議の実藤輝夫氏(62)=無新=、前副市長の井上隆昭氏(63)=無新=を破る。投票率は65.78%。
当12805 森田俊介=無新<1>
  9104 実藤輝夫=無新
  8826 井上隆昭=無新



 前日25日ではなく18日に行われた選挙戦で、投稿時期を逸した感もなくもないのですが、選挙結果をお送りしたいと思います。
 朝倉市(あさくらし)は、福岡県中南部に位置する2006年3月に甘木市と朝倉町・杷木町が合併して誕生した人口約5.6万人程の市で、市長選は現職の塚本勝人市長が引退を表明したため、その塚本氏が後継指名した前副市長の井上隆昭氏、前県議の森田俊介氏、前市議の実藤輝夫氏の3新人による争いとなりましたが、
 「朝倉の将来のビジョンが必要だ。古里朝倉の将来を皆さんと手をつなぎ、子供たちや、未来のための明るい朝倉の土台をつくりたい。ぜいたくでなくていい。住む人が幸せ、豊かさを実感できる地域をつくりたい」と訴えた森田俊介氏が12805票を獲得し、
 「行財政改革が争点の一番。地域振興課をつくり皆さんの意見を聞く。事業仕分けをする中で皆さんにも痛みを強いるわけで、トップに立つ人間として市長給与の30%カットを申し上げている。退職金も要りません」と訴え9104票を獲得した実藤輝夫氏、
 「今日、この場、この時から決戦が始まる。この1週間、最後の勝負を懸ける。朝倉市を新しい方向に持っていかないといかん。私に任せてください。私の思いと熱意と行動力に、ぜひともご支援とご理解をお願いしたい」と訴え8826票を獲得した井上隆昭氏 を破り見事初当選を決めました。

 う~ん。新人同士の選挙で、その中に現職市長を支えていた副市長がいれば、通常はその副市長が有利に選挙を進めそうなものですが、その副市長はまさかの最下位落選で、前県議という3人の中では市と一番縁が薄そう?にも見えなくもない森田氏が圧勝。新市長に就任する森田氏はどのような市政運営を行ってくれるのでしょうか…。


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