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妊婦の健診費「限りなく無料に」 猪口担当相、少子化対策で

2006-06-29 10:45:46 | Weblog
妊婦の健診費「限りなく無料に」 猪口担当相、少子化対策で 2006年6月29日 産経
http://www.sankei.co.jp/news/060628/sei098.htm
 猪口邦子少子化担当相は28日、都内で講演し、新たな少子化対策として打ち出した妊婦の健診費用の負担軽減について「限りなく無料に近い軽減と考えている」と述べた。負担軽減は政府・与党が20日にまとめた対策に盛り込まれたが、財源が明確でないことから具体的な軽減額は明示されていない。すべてを無料化した場合、1000億円近い財源が必要になるとみられる。また、猪口氏は、平成17年に1・25と過去最低を更新した合計特殊出生率について、婚姻数の増加を理由に「18年は反転する可能性がある」と指摘した。


 お産の費用全てを無料にするのは困難としても、妊婦の検診費なら、病院による違いも少ない(正常妊娠の場合健康保険が使えないため自由診療=お医者さんの言い値になります)と思いますし、基準額を決めその額を補助することは検討に値すると思います。
 ただ今の時点で合計特殊出生率が上がる可能性をわざわざ口に出すのはどうなんでしょう。1年間で0,04ポイントも下げたのですから、その反動があっても別におかしくないでしょうし、可能性に一喜一憂していたのでは、長期的な政策を立てることは難しいと思います。

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