クライスラーCEO「強力な布陣」、再建計画10月見直しも

クライスラーCEO「強力な布陣」、再建計画10月見直しも 2007年9月9日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070908AT1D0800308092007.html
 米自動車大手クライスラーのロバート・ナルデリ会長兼最高経営責任者(CEO)は7日、北米トヨタ社長(トヨタ自動車専務取締役)のジム・プレス氏のスカウトで「とても強力な布陣を敷けた」と述べ、首脳陣の大幅刷新をテコに経営再建を進める方針を示した。一方、米国の景気減速などを受け、現在の再建計画を「10月に精査する」と話し、見直しの可能性も明かした。
 プレス氏は販売担当の副会長兼社長に就任予定。ナルデリ会長は記者団に「プレス氏は販売店から尊敬され、信頼を得てきた人物。一方で(生産部門担当の副会長兼社長の)トム・ラソーダ氏、もう一方でプレス氏のような経営者が支えてくれるCEOは(私以外に)いない」と話した。
 米ゼネラル・エレクトリック(GE)時代にジャック・ウェルチ氏の後継候補と目されたナルデリ氏、トヨタの北米事業を育てたプレス氏、前任CEOのラソーダ氏ら実力者が経営陣に並ぶことには「みなエゴを置いてきた。(再建という)共通目的に向かっている」と話し、“混成部隊”の掌握に自信を見せた。


 6日の深夜に、クライスラーの新社長に、トヨタ専務で北米トヨタ社長のジム・プレス氏が就任するという吃驚するニュース(http://www.asahi.com/business/update/0906/NGY200709060008.html)が入って来ましたが、クライスラーのナルデリ会長なる人は、中々凄腕のスカウトマンでもあるようで…。
 この吃驚仰天の現地法人トップのスカウト以前にも、レクサス部門のマーケティング担当副社長デボラ・ウォール・メイヤー氏をトヨタから引き抜き、クライスラーの副社長兼CMO(最高マーケティング責任者)に据えています。
 ちなみに2000年には10%程度しかなかったトヨタ車の北米シェアを16%台まで高めたジム・プレス氏の功績はトヨタ本社では当然ながら高く評価されていて、そのままトヨタに残っても、それ相応の敬意と処遇を与え続けられたのではないかと思うのですが、彼がトヨタを去り、あえて経営状態の苦しいクライスラーに移る決心をさせた理由は一体何だったのでしょうか?
 諸説には、『現場の興奮が忘れれられなかった』『株式非公開企業になったクライスラー株を自社株として氏に報酬として渡すことで、経営再建後株式上場したり、他社に売却されれば、莫大な富を手にすることができる』などいろいろあるようですが、まずは彼のお手並みを拝見したいと思います。

<参考>日経ビジネスオンラインでは、クライスラーに関して中々興味深い特集記事を組んでいます。残念ながら同誌を定期購読している方以外は、一部のページしか閲覧できませんが、中々興味深い分析をしていますので、こちらのリンク先も紹介したいと思います。
・クライスラー、社長はトヨタから
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20070907/134313/
・クライスラー新CEOの悪評と期待 ロバート・ナルデリ氏ははたして救世主なのか
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20070822/132783/
・新生クライスラーに倒産の危機? 遠く離れて初めて知る“親”のありがたさ
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20070718/130110/
・クライスラー終わりの始まり 「突然死」は許されない自動車メーカー
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20070522/125389/
コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
クライスラー (おじいさん)
2007-09-12 07:12:03
クライスラーはどこからどんな人を
入れても再生?浮上?は出来ないでしょう。
作っている車の程度が悪過ぎますから。
 
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