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酒とバラ銭の日々 (旧i9Tunes)

酒、音楽、パソコン・・・辺りについてあらためて語ります。

Herbie Hancock 『Perfect Machine』

2013-10-29 | H~I
83年の『Future Shock』、84年の『Sound-System』に続くビル・ラズウェルとのコラボ第3弾。前2作はラズウェルのオーバー・プロデュースという感じでしたが、この88年作はバラエティ豊かな作風です。

まずはブーツィ・コリンズの存在が大きいですね。ブーツィもジョージ・クリントンも80年代半ばは元気がなかったですが、この時分には揃って復活しました。ブーツィの『What's Bootsy Doin'?』も同じ88年、クリントンの『The Cinderella Theory』が89年、このアルバムにも参加しているマイコ・ウエイヴの『Cookin' From The Inside Out!!!』が87年。傑作が目白押しです。
ヴォーカル担当はオハイオ・プレイヤーズのシュガーフット。申し訳ないけれどバーナード・ファウラーより味がありますよね。

しかしなんと言ってもこのアルバムはハンコックのピアノが活きています。「Maiden Voyage / P. Bop」のファンクネスとクールネスの絡みは素晴らしいの一語!

このアルバムからは「Vibe Alive」と「Beat Wise」がシングル・カットされています。99年のリイシュー時に前者から「Vibe Alive (Exteded Dance Mix)」が、そして「Beat Wise (12inch Edit)」がボーナス・トラックとして加えられました。iTunesストアでもこれらを含む8曲入りを購入することができます。

Blue Nile 『Hats』

2013-10-11 | 
ブルー・ナイルの89年作。ファーストから6年後に発表されたセカンド・アルバムです。
まあ一言で言ってしまえば名盤。

前作『A Walk Across The Rooftops』リリース時にはブルー・ナイルはいわゆる”ニュー・ウエーブ”にカテゴライズされていたと思います。しかしニュー・ウエーブ瓦解してカオス状態になってしまった80年代末期に、こんな骨太な作品を生み出せたこと自体が単純に凄いと思います。

さて12年になってヴォーカル担当のポール・ブキャナンのソロが発表され、それに併せて『A Walk Across The Rooftops』と『Hats』がボーナス・ディスク付きでリイシューされました。
ファンとしては当然ボーナス・トラックの内容を注目していたのですが・・・残念な結果に終わってしまいました。

『Hats』からは3枚のシングルがリリースされています。「The Downtown Lights」、「Headlights On The Parade」、「Saturday Night」です。トータルでアウトテイク3曲、別テイク3曲が含まれていましたが、結局アウトテイク1曲が収録されただけでした。
『A Walk Across The Rooftops』の方はCDで購入してみました。このボーナス・ディスクもシングルでリリースされた別テイクを全く収録していません。この当時のシングルはアナログのみのリリースですから、本当に貴重なチャンスを逸してしまった気がします。新たに収録された別テイクはいわば没テイクのような出来映えで、クレジットもろくに記されていません。

iTunesストアではこれらの”Deluxe Version”を1500円で購入できます。オリジナルのCDをお持ちの方でしたら『A Walk Across The Rooftops』収録の「Regret」と『Hats』収録の「The Wires Are Down」の2曲を単独でダウンロードすれば十分でしょう。一曲250円とやや高価ですが。

ところで皆さん、最近ユーチューブに出回るアナログ音源が妙に増えたような気がしませんか?
ちょっと前までは私が探していたデジタル化されていない12インチ・シングル等の音源は見あたらないか、形跡はあっても削除済のケースが多かったです。ですが先日このブログのために「Stay (extended remix)」、「Saddle The Horses (Automobile Noise のインスト)」、「Heatwave (instrumental)」を探してみたらば、ことごとくゲットしてしまいました。ひょっとして今のうち?