スパークスは今も現役で活躍する息の長いバンドですが、私にとってはこの『No. 1 In Heaven』および翌80年の『Terminal Jive』、すなわちジョルジオ・モローダとのタッグが最高潮だった時期こそが旬でした。これら2枚のアルバムの間にはジョルジオの傑作ソロ『E=MC²』もリリースされています。
しかしまあこのトンガったシンセの音は一体何でしょう。ロン・メールの艶やかなヴォーカルとのマッチングも素晴らしいとしか言いようがありません。
最もロック色の濃い「Beat The Clock」はシングル・カットされ、いくつかのヴァリエーションが存在します。12インチ・ヴァージョンは『The 12 Inch Mixes』や『Extended: The 12 Inch Mixes (1979-1984)』で聴くことができます。
さて12年にリリースされたコレクション『Extended: The 12 Inch Mixes (1979-1984)』ですが、これの4曲目に「The Number One Song In Heaven (Extended Version)」と表記されたトラックがあります。これは正確に言うと98年にリリースされた Dave Aude's Heavenly Vocal というリミックスで、原曲をミックスの素材としかとらえていない悲しい代物です。ご注意を。
同コレクション収録の「Tryouts For The Human Race」の二つのヴァージョンは79年のプロモーション12インチのもので、こちらは貴重な音源です。これらを単体でダウンロードしたいところですが、今のところiTunesストアにはオンリストされていません。
ところでこのアルバムはEPと表記されていますね。うーん、確かに全6曲×@150で900円というお値段だからかも知れないけど、EPはないだろEPは。


