石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

教育における情報通信(ICT)の利活用促進に関する提言 中間とりまとめ!

2012-07-12 23:08:39 | 活動レポート

皆さん、大変長らくお待たせしました!

今年1月から議論を重ねてきた民主党「教育の情報化推進に関するワーキングチーム(WT)」の提言が、本日、「教育における情報通信(ICT)の利活用促進に関する提言 中間とりまとめ」という形で、正式に民主党の政策調査会の承認を受けました!(パチパチ)

(総務部門会議で提案をしているところ。吉川沙織・総務部門会議副座長の姿も)


今日は、朝から3回も、ワーキングチームの事務局長として中間取りまとめ(案)の提案をさせてもらいました。まず、10時半からの政策調査会幹部会。続いて、午後1時からの総務部門会議。最後に、午後4時半からの政策調査会役員会。いずれも、5分程度の簡単な説明でしたが、この約半年、WTの議論に参加してくれた議員の皆さんや、ヒアリングに参加・貢献してくれた関係者の皆さん、そして、情報通信の利活用促進を待ち望んでいる学校現場の子どもたちや先生方の思いを全て詰め込んで、提案をさせていただきました。

短時間だったので、内容を事細かに説明することは出来なかったわけですが、私が特に強調したのは次の3点です:

  1. 私たちが目指しているのは、子どもたちにそれぞれに合った豊かな学びの環境を提供し、成長を応援してあげることである。子どもたちはそれぞれに、関心ある分野や、学びのスタイルや、成育のペースが異なっており、従来の一斉学習では、個々の子どもたちに合った学びを提供するには限界がある。ICTを利活用することで、従来型の教育を引き続き大切にしながら、個別学習、協働学習、そして連携学習を組み合わせたベストミックスの教育を実践し、子どもたちの学びをより豊かなものにすることが出来る。
     
  2. さらに、ICTを利活用することで、全ての子どもたちに豊かな教育を受ける権利を保障してあげることが出来る。大都会の学校でも、田舎の学校でも、山の中の学校でも、離島の学校でも、ICTが子どもたちの学びを拡げ、将来への可能性を拡げてくれる。さらには、保護者の経済状況に関係なく、豊かな教育を受ける機会も確保出来る。
     
  3. そして、教育におけるICT利活用を進めて行く上で最も重要なのは、ハード(ICT基盤・機器)、ソフト(デジタル教科書・教材、校務システム等)、ヒューマン(教育のICT活用力の育成とICT支援員)という三つの要素をバランス良く、歩調を合わせながら推進していくことである。


加えて、今後の展開については、「子どもの学びを応援するため、政府が一丸となって推進していくことが必要で、その中で引き続き、文部科学省と総務省が連携・協力しながら、政府の取り組みをリードしていくべきだ」と訴えました。

最終的に、民主党政策調査会役員会で承認をいただいて、正式に民主党としての方針として公表できる運びになりました。

中間とりまとめの全文は、下記で読むことができます。

   https://docs.google.com/open?id=0BwUbKh5V-cw2bWZBSnpibk9ORzg


ぜひ、読んでみて下さい。そして、ご意見・ご感想をお寄せ下さい!

今後、私たちはこの提言の具現化に向けて努力を続けて行きますが、私たちの取り組みを応援していただければありがたいです。いや、出来れば、教育における情報通信(ICT)の利活用に一緒に取り組んでいきましょう! 子どもたちの学びを、社会全体で応援してあげるために。


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