石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

今日は秋田、宮城で退職者の会総会に参加!

2013-10-28 23:59:34 | 活動レポート

今日は、朝早くに家を出て、羽田空港から一路、秋田県の大館能代空港へ。これまで秋田には何度か訪れていますが、飛行機で行ったのは初めて。今日は、目的地が能代だったこともあって、飛行機での移動になったわけです。

能代では、NTT労組退職者の会の「秋田県支部協第15回定期総会」に参加。ご参集の皆さんに、組織内議員を代表してご挨拶をさせていただきました。
 

 
挨拶の中でも触れさせていただいたのですが、4年前に全国行脚を始めたとき、最初に秋田を訪問したのが政権交代2週間後の9月中旬。あの時は、民主党政権誕生の熱狂の中で秋田県下の各地区を回らせていただいて、退職者の会の地区協役員の皆さんにもわざわざお集まりをいただいて、激励を受けました。まるで昨日のことのように思い出しますが、この4年間で政治状況は一変。今、民主党にとっては大変厳しい状況の中での政治活動になりますが、ご支援いただいている皆さんのご期待に応えるためもしっかり頑張ります!と、決意を述べさせていただきました。


能代での行動を終えて、JR東能代駅から約4時間。特急と新幹線を乗り継いで、今度は宮城県の仙台へ! 今度は、NTT労組退職者の会の「宮城県支部協第15回定期総会」に参加させていただいて、こちらでも皆さんにご挨拶する機会をいただきました。
 


挨拶の中で、私が特に触れさせていただいたのが、被災地の復興の進展に懸念が生じていること。安倍政権の下で、経済成長第一、企業の成長第一の名の下に莫大な財政出動が、旧来型の公共事業を中心に行われていますが、これによって全国で公共事業が活発化。被災地では、これからようやく復興が本格化しようとしているのに、すでに人手不足、資材不足が顕在化し始めているのです。今後、2020年の東京オリンピックに向けた各種建設事業が本格化してくると、人手不足、資材不足にさらに拍車がかかるのではないかと懸念するわけです。

復興のための資金を確保するために国民の皆さんにお願いした復興特別税も、復興特別法人税のみ前倒しで廃止しようとしている安倍政権。その理由も「企業の成長が第一だから」。企業向けアンケートでは、多くの企業が復興特別法人税の廃止で得られた資金を「内部留保に回す」と答えているのですけどね・・・。まさに、被災地の復興を本気で「加速化して進めて行く」おつもりがあるのかどうか・・・。

今日の宮城県支部協総会では、質疑も聞かせていただいて、その後の意見交換会にも参加をさせていただいたのですが、皆さん異口同音に「復興は、まだまだこれから」と仰っていました。その通りだと思います。だからこそ、復興事業を確実に前に進めていくためにも、人材の確保、資材の確保が必要不可欠です。この点については、民主党としてもしっかりと政府の対応をチェックして、必要な提言を行っていきたいと思います。

ちなみに、質疑の中で、気仙沼地区協から「震災直後には口をつぐんで話をしたがらなかった被災会員も、今、ようやく笑顔で話をしてくれるようになった」という報告がありました。嬉しい報告ですが、その一方で「今なお、津波に襲われたトラウマで、悪夢にうなされている被災会員もいる」というお話しも・・・。震災から2年7ヶ月。まだまだこれから頑張らないといけません!


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