いよいよ来週10月15日（火曜日）から臨時国会が開会します。国会が始まると平日はほとんど動きが取れなくなるので、今週は臨時国会前の最後の挨拶回りで、各地のNTT労組「退職者の会」の皆さんの支部協総会にお邪魔させていただいています。
昨日はまず、北海道に飛んで、札幌市内で行われた北海道支部協の総会に参加。そのまま青森へ移動して、今日の午前中、青森市内で開催された青森県支部協の総会へ。さらに、電車を乗り継いで福島に向かい、磐梯熱海で開催されていた福島県支部協の総会にお邪魔してきました。
これまでの3年間、この時期はすでに臨時国会開会中で、かつ与党の一員だったこともあり、平日に開催される退職者の会の支部協総会にはほとんど参加できていなかったのです。にもかかわらず、昨日・今日と訪れた北海道、青森、福島では、皆さんに歓迎していただいて、大変温かい激励をいただきました。本当にありがたいことです。
そして大勢の先輩方から、現在の安倍政権が進めようとしている社会保障の給付減・利用者負担増の動きや、憲法改正による国防軍の創設、解釈改憲による集団的自衛権の容認などについて懸念の声をいただきました。「何としても民主党を立て直して、われわれのための政治をもう一度取り戻してくれ」という皆さんの激励に、しっかりとお応えしていかなければなりません。
また、福島では、やはり福島第一原発の汚染水処理問題について多くの皆さんからご心配の声をいただいて、「政治の責任でしっかり対応して欲しい」との要望をいただきました。安倍総理の「完全にコントロール出来ている」という発言には、皆さん憤りを感じておられます。私も同じ気持ちですし、この汚染水問題についてはすでに参議院の経済産業委員会でも閉会中審査が行われていますが、臨時国会が始まれば国会審議の中で、政府が最優先課題としてしっかりと対応するよう、要請を重ねていきたいと思います。