石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

神戸にやって来ました。第2クール近畿行動の始まりです!

2010-02-28 23:09:08 | 活動レポート
今、神戸市内です。明日から、ここ神戸をスタートに、第2クール近畿行動が始まります。

第1クールで近畿へお邪魔したのは昨年の9月中旬。あれからもう5ヶ月も経ってしまったんですね~。前回は最初に大阪で行動して、その次に兵庫へ入ったのですが、今回はこの神戸から行動開始で、その後、大阪、奈良、和歌山、大阪、広島と移動していく予定です。

主な行動日程は下記の通りです:

 3月1日(月曜日):兵庫(神戸、須磨)
 3月2日(火曜日):兵庫(神戸、姫路、但馬)
 3月3日(水曜日):大阪(土佐堀)、奈良(市内)
 3月4日(木曜日):奈良(市内)、和歌山(市内、海南、田辺)、大阪(弁天町)
 3月5日(金曜日):大阪(市内)
 3月6日(土曜日):広島(呉)

水曜日には奈良で、情報労連奈良県協とNTT労組・奈良グループ連絡協議会共催の政治学習会、金曜日には大阪で、NTT労組西日本本社総支部のユースコース、それぞれで講演をさせていただく予定です。また、金曜日の夕方、連合大阪の春闘総決起集会が開かれるのですが、そこにもお邪魔することになっています。それが終了してから広島の呉に移動して、土曜日の午前中、NTT労組・データ本部の中国・四国・九州分会が合同で開催するユースコースに参加します。

今週も盛りだくさんの予定で、多くの出会いと感動(と失敗?)がありそうです。今週も、元気いっぱいで頑張っていきます!



高校受験の現場レポート(3)

2010-02-28 21:43:11 | 雑記
高校受験の現場レポート(1)
高校受験の現場レポート(2)より
続く

長男の高校受験、終わりました。終わってみたらあっという間、でしたが、本当にいろいろなことを学び、考えさせられた半年間でした。

前回のレポートで、「できれば都立に行かせたい」という親の考えと、「私立に行きたい」という長男の希望が対立していることをお話しました。その上で:

 (1)都立も受験する。受験校は、私立の結果を見て最終判断する。
 (2)私立の第一希望に合格したら、私立に行かせてあ
げる。
 (3)私立の合格が第二希望以下で、都立のまずまずのレベルに合格したら、都立に行く。

という方針もご紹介していました。

結局どうなったかと言うと・・・上記の(2)になったのです。幸か不幸か。いやもちろん、第一希望に合格したのですから喜ぶべきでしょうし、がんばった長男を褒めてやるべきでしょう。昨夏の時点では、合格可能性20%だった高校ですからね。本当によく頑張ったと思います(まだ信じられないのが正直なところ)。しかし、結局、私立・・・。少~しだけ複雑な心境です。

その複雑な心境の理由の一つに、結局「都立は受験出来なかった」という点があります。いや「受験しなかった」と言った方が正確なのかも知れません。

私も知らなかったのですが、中学校による事前の志望調査で、私立を第一志望として登録していた場合、その第一志望に合格したらもう「都立は受けない」という慣例(自主規制?)のようなものがあるのだそうです。恐らく、第二志望でも第三志望でも、都立を私立より下にランクしていて、上位の私立に合格した時には都立の受験は止める、ということなのだと思います。

なぜそんな慣例があるのか?と聞いてみると、これはやはり「都立を第一志望にしている子どもたちを優先してあげる」ということなのだとか。自分が希望する私立に既に合格した子どもが、(受かっても行かない可能性がある)都立も受けて合格してしまった場合、都立を第一志望にしている子どもがはじき出されてしまう可能性があるから、なのでしょうね。そういうはっきりとした決まりがあるというわけではないとのことですので、慣例として受け継がれている、ということなのでしょうか。

だったら都立を第一志望にしておけば良かった!と後悔しても後の祭り。そういう話を最初に聞いていなかったのがいけないのでしょうけど・・・。これって、東京の他の地域、もしくは他の都道府県でもこういうことがあるのでしょうか??? いやいや、東京での高校受験は、本当に大学受験並に複雑怪奇でした。

ところで、前回も取り上げた入学金の話の続報です。第二希望の千葉県市川市の高校は、入学予約金5万円を支払っておけば残金は3月上旬まで待ってくれるという制度でした。千葉の高校は、みんなこの制度なのだとか。素晴らしい! どうして東京の高校もこの制度にしないのでしょう? というか、行政がそういう指導をするわけにはいかないのでしょうか? 第一希望の東京の私立は、発表翌日にすぐ全額を納めなければなりませんでした。結局都立を受けなかったから良かったようなものの、もし都立に行くことになっていたら全額放棄です。これはやはり、何らかの指導を行政がするべきでしょう!

長男の高校受験を通じて、公立と私立の格差(施設、教師、教育内容など)、都会と地方の格差、高校の教育方針、通学時間、教育コストと家計負担、などについていろいろと考える機会を得ることが出来ました。今後も、長男の高校生活、そして長女の小学校生活を観察しながら、教育政策について考えていきたいと思います。

この間、応援いただいたりご心配いただいたりした方々、ありがとうございました。この場をお借りしてお礼を申し上げます! 今後、皆さんからもぜひ、教育現場の報告や、教育政策への提言をいただきたいと思いますので、どうかよろしくお願いします!

(終わり)